タイトル 6ビリオン
原題タイトル 6 billion
会社・出版社 Board not bored games
デザイナー D.A.Coutts
プレイ人数 3-5人
対象年齢 --
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 2
入手難

「6ビリオン」は、M.T.Savageの書いた"The Millenial Project"というSF小説からヒントを得た太陽系惑星への移住をテーマにしたゲームです。

プレイヤーは民族の代表となります。このゲームは最初、地球に10億人いるところから始めます。
また各プレイヤーに隠された計画カード1枚と、コロニー2カード1枚、それに加えて手札5枚を持ちます。山札は3枚表向けられています。

毎ターンごとに順番を決めます。
手番では、まず惑星ごとに民族が倍増します。ただし面積の限界に達すると、通常ではそれ以上増えることはありません。
その後派遣したコロニー/移民を目的の惑星へ移住させます。
手番にはアクションカードを2枚まで使うことが出来ます。移民は自民族がいなくて他民族がいる惑星に送り込めます。コロニーは自民族がいなくて人口最大値まで到達してないと送りこめます。発見カードをコロニー設立にしても構いません。またダブルは人口を増やすために使えます。
これらの行動に対してキャンセルカードを出すことも出来、またこれに対してレスポンスカードで応酬することも可能です。
これ以外にも他プレイヤーに対して勝手に移民などを行い、点数を取るカードもあります。
手番の最後に6枚になるように手札を補充します。ただしアクションカードをプレイしないと手札を総取替えすることになります。

このゲームには中立勢力というプレイヤーたち共通の対戦相手がいます。
これも同時に人口を増やして移民していきます。

ゲームはいずれかの民族がアステロイドベルトか地球で1024まで達するか、すべての太陽系の惑星に人口が送りこまれたらゲームが終了し、各惑星の人口に応じた点数加算に加え隠された計画カードのボーナスを得て、さらに発見カードのボーナスを得て最も高得点のプレイヤーが勝ちです。

一種独特の世界観を表すゲームで少々とっつきにくいかもしれませんが、惑星移民をベースにしたSFゲームとして印象深いです。実はわたしのメールの友人の所属するサークルが作った、オーストラリア産のゲームです。