タイトル 犬の生活
原題タイトル A dog's life
会社・出版社 Euro,Descartes
デザイナー C.Boelinger
プレイ人数 2-6人
対象年齢 8+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「犬の生活」は、野良犬となり、他の野良犬との縄張り争いをしつつ、新聞を配達したり、えさを確保しながら、大好物の骨を4本埋めることが目的です。

各プレイヤーはチャートを引くことで自分の犬を指定し、空腹度とおしっこマーカーをチャートに記します。また自分の家をランダムに決め、自分の犬のカードを山札にして伏せておきます。その他、骨マーカーとゴミ箱マーカーを準備し、さらに新聞マーカーは裏を見ないようによく混ぜて脇に置きます。保健所の車は保健所に置きます。

手番になったら以下の順番でゲームを進めます。

1、空腹マーカー:
手番の最初に空腹マーカーを1段階下げます。もし空腹マーカーが0を差したら、その犬は保健所に送られ、持っていた骨や新聞のマーカーはその場に置かれ、手番を終了してしまいます。

2、犬のアクション:
手番の犬は以下のアクションを、その犬にあるアクションポイント(AP)分だけ行なえます。
移動:1マスにごと1アクションポイント。他の犬と同じマスには入れず、他の犬のおしっこが掛けられた電柱のあるマスを通り過ぎることは出来ません。
街灯を嗅ぐ:1APでおしっこの掛かった街灯を嗅いで移動を終了します。
ゴミ箱:1APでゴミ箱をあさり、カードをめくって判定します。これにより空腹マーカーを戻す食料や、勝利条件に係わる骨を拾うことが出来ます。なおあさられたゴミ箱にはマーカーがつきますが、すべてのマーカーが使われた場合は、置いたばかりのマーカーを除き盤上のマーカーを戻します。
拾う:1APで落ちてる骨や新聞を拾います。
捨てる:1APで不要な骨や新聞を捨てます。
えさを貰う:1APでレストランでえさを貰いにいき、カードをめくって判定します。これにより空腹マーカーを戻す食料や、勝利条件に係わる骨を拾うことが出来ます。
水飲場:1APで、おしっこマーカーを2個貰います。
おしっこ:1APで街灯におしっこを掛け、他の犬の移動をけん制します。
新聞をもらう:1APで新聞を受け取ります。
新聞を届ける:1APで新聞を目的の場所に届けます。届けたらカードをめくって判定します。
攻撃:1APで、骨や新聞を得るために、カードをめくって攻撃をします。負けると持っている骨や新聞をその場に置いて、自分の家に戻ります。

3、保健所:
保健所の車をさいころを振って移動させ、そのマスにいる犬をすべて保健所に移動させます。また保健所の車の隣にいる犬もカードをめくって判定します。保健所に行った犬の骨や新聞はその場に置かれます。
既に保健所にいる犬は脱出のためにカードをめくって判定します。脱出できなかった場合は脱出レベルが1上がります。脱出に成功した場合は空腹マーカーが2で盤上に出られます。

これを繰り返し、自分の家に骨マーカーを4本持って帰ることが出来た時点でゲーム終了し、そのプレイヤーが勝ちます。

犬の模型が結構出来がよく、また非常に分かりやすい犬の習性を表現しています。保健所も犬を殺さないので、何やってんだかという感じです。笑う犬の生活ではありません。
「捕まっても大丈夫だって。よかったね、リーヤ」(チャチャ)
「俺は犬じゃねえ!」(リーヤ)

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介