「七王国の玉座TCG」は、G.R.R.マーチンの書いた同名の小説をテーマにしたトレーディングカードゲーム(TCG)です。 まず王国の家系を選び、プロットカードとゲームデックを分けておきます。 ゲームデックは40枚で同じカードは3枚までです。プロットデックは7枚で同じカードは入れられません。 ゲームデックをよく切って7枚引き、コスト5以下になるようにあらかじめ場にキャラクター/ロケーションを出しておき、同時に公開します。その後手札が7枚になるようにカードを引き、プロットカードを準備して、各人パワープールに15点を準備します。 1、プロット 各プレイヤーはあらかじめプロットカードを準備します。プロットカードには収入とイニチアシブ、それにクレーム値が書かれています。準備できたら同時に公開し、イニチアシブが高い方が先攻となり、プロットカードの効果が発揮されます。 使ったプロットカードは、プロットカードをすべて使いきるまで再び使うことが出来ません。 2、ドロー 山札から2枚に加え、キャラクターカードやロケーションカードなどでカードを引く枚数が増えれば、その枚数引くことが出来ます。 3、マーシャル プロットカードに記された収入に、ロケーションカードによる収入の修正が加えられて、この手番に出せるコスト数が決められます。キャラクターやロケーション、アタッチメントをプレイする際には、収入からコスト分を払えなくてはいけません。 なおロケーションの中には、カードを倒すことでマーシャルを助けるものがあります。 なお、場に単独でしか出せないユニーク指定のカードをもう1枚出す場合、コストを払う必要はありませんが、この場合は能力のないカードを出したことになります。もしその効果のあるカードを捨て札にする場合は、能力のないカードを代わりに捨てることが出来ます。 4、チャレンジ 相手の陣営に、あらかじめ選んだ軍事/陰謀/影響での攻撃が出来ます。 手番プレイヤーはあらかじめ選んだ攻撃方法をもつキャラクターで攻撃を宣言し、相手プレイヤーはその攻撃方法をもつキャラクターで防御を宣言できます。宣言したキャラクターはカードを倒します。 キャラクターの持つ攻撃力と特殊能力、さらに手札にあるイベントカードのプレイを経て攻撃力の数字を比べ、高いほうが勝ちます。 攻撃側が勝った場合、軍事ならばクレーム値と同じ数の相手キャラクターを除去し、陰謀ならばクレーム値と同じ枚数の相手の手札を捨てさせ、影響ならば相手の家系にあるパワーをクレーム値と同じ数だけ奪うことが出来ます。 もし相手が無防備状態だったら、家系はそれに加えてパワーを1点獲得します。 5、ドミナンス お互いの倒していないキャラクターの攻撃力の数字の合計を足し、より高いほうの家系にパワーが1点入ります。 6、スタンド すべての倒れているカードを起こします。 先攻-後攻の順番でゲームを行い、すべて終われば新しいラウンドに入ります。 どちらかの家系が15点のパワーを集めた時点ゲーム終了です。山札が切れたらそのままゲームを続け、どちらも続けられなくなったらよりパワーの多い王国の家系を持つプレイヤーの勝ちです。 プロットカードの存在が光り、いかにもゲームくさいです。だてにテストプレイヤーを公募しただけありますね。 ハヤカワさん、小説出ましたねー! |