「アレクサンドロス」は、総督となり中東地域の支配して行政を行い、徴税を行っていくゲームです。 プレイヤーは色を決め、マーカーを4つを受け取り、それぞれ得点マーカーを得点のスタート地点に配置します。 境界線は赤と黒を分けて、アレクサンドロスコマをボード上のスタート地点に配置します。各プレイヤーはカードを1枚ずつ受け取り、残った山札の近くに2枚表向きに置きます。 手番になったら、以下の順番でゲームを進めます。 1、アレクサンドロスの移動 手番プレイヤーは、山札の脇にあるカードをプレイします。ただめくられたカードが気に入らない場合は、手札にあるカードを用いてアレクサンドロスを移動させます。 アレクサンドロスが移動する先は、今いる三角形のマスから、選択したカードと同じ柄のマスで、最も近くのマスの辺に境界線やマスにマーカーが置かれていないマスに移動させ、そのマスの頂点に至る経路に境界線を、置かれていなければ1本ずつ置いていきます。 めくられたカードを使った場合は、そのカードを手札にします。手札から使う場合は、そのカードに加え、手札からいらないカードを1枚捨て札とします。 2、アクション アレクサンドロスの移動のあと、以下のアクションから2つの行為ができます。ただし徴税のみは手番に1回までしかできません。 ・カードをひく カードを引くことができます。カードは表向きにされた2枚のうちの1枚か、山札から1枚引きます。表向きになったうちの1枚を引いたら、その場に山札から補充されます。 ・支配する 境界線で完全に囲まれた地方にマーカーを置けます。地方は少なくとも1つの柄が書かれたマスを含まなくてはならず、その地方を支配するためにはその地方の任意の柄にマーカーを置き、その地方のそれ以外の柄1つにつき1枚のカードを、手札からプレイしなくてはいけません。ただしその地方の複数の柄にマーカーがあると、その地方は徴税のときに点数が入らなくなってしまいます。 ・支配の交代 他プレイヤーの支配する地方のマーカーを、まずそのマーカーが載っている柄と同じカードを2枚プレイしてそのマーカーを除去し、その後その地方の支配を行います。 ・総督交代 地方に配置したマーカーを1つ取り去ることができます。 ・徴税する 手番プレイヤーは、自分の支配する地方のマーカーが置かれた柄と同じカードを1枚プレイすることで、盤面の地方すべて対して徴税の処理が行われます。それぞれの地方でマーカーが1個しか置かれていない地方のみ、柄のかかれてないマスの数だけ、地方を支配するプレイヤーに点数を与えます。 これを繰り返していき、手番プレイヤーがアレクサンドロスを新しいマスに移動させる際に、ゲームで使う境界線ではなく、終了段階で使う境界線を使いざるを得なくなるか、誰かが100点になった時点でゲームは終了し、最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。 領土の囲い込みと、境界線の引き方に気になるゲームですが、カードの管理のほうが重要だと思います。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |