タイトル アルハンブラ
原題タイトル Alhanbra
会社・出版社 Queen
デザイナー D.Henn
プレイ人数 2-6人
対象年齢 8+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
2003年大賞

「アルハンブラ」は、世界各地から集められた建築技師を雇っていき、彼らの技術でアルハンブラ宮殿を建てていくゲームです。

各プレイヤーはスタートタイルと予約ボードを受け取り、マーカーを1つはスタートタイルの上、もう1つは得点ボードに置きます。
タイルをよく混ぜて袋に入れ、4番までの建設現場に無作為に置きます。
各プレイヤーは異なる種類のお金を20を越えるまで引いていき、それが初期資金の手札になります。手札がもっとも少ないプレイヤーがスタートプレイヤーです。
残ったお金カードは4枚を表向きにして並べ、それ以外は定められた方法で得点計算カードを2枚入れて混ぜます。

手番プレイヤーは以下のいずれかを行います。
手番の最後に建物タイルを、自分のアルハンブラか予約ボードの上に配置します。
手番が終わったらお金タイルと建物タイルを場に補充します。

・お金を取る
場札から合計5以下の複数のお金、あるいはどれでも1枚を取ることが出来ます。

・購入
建築現場から建物タイル1枚を、提示されている種類の金額以上を支払います。
お釣りは支払われません。価格ちょうどの支払いをした際に、もう1度だけ手番を実行します。
購入したタイルは手番の最後に配置します。
自分のアルハンブラに配置するか、予約ボードに置きます。
アルハンブラに配置する際は、スタートタイルと同じ方向に隣接するようにし、辺が合うようにしなくてはならず、スタートタイルから通路がつながらなくてはいけません。

・改築
予約ボードにある建物タイルを、自分のアルハンブラにあるタイルを場所を変えずに入れ替えます。
もちろんアルハンブラに配置するルールはすべて守られます。

ゲーム中に3回、得点計算が行われます。
最初の2回はカードの指示で、最後はゲーム終了時です。
得点計算は、最初に自分のアルハンブラにあるそれぞれの建物について、決算の回数とその建物の数の順位に応じて点数が入ります。
また自分の一番長く伸びたアルハンブラの外壁1つにつき1点です。

袋の中にある建物タイルを4枚補充できなくなったらゲーム終了です。
3回目の得点計算に入り、その結果もっとも点数を獲得したプレイヤーがゲームに勝ちます。

なお「アルハンブラ」は、以下のようなたくさんの拡張セットが出ています。

「追加セット1」は、”両替のできるお金カード”、最数的にボーナスがもらえる可能性のある”ボーナスカード”、相手の手番を奪うことができる”割り込みコマ”、仮に建設できる”仮設小屋タイル”が含まれ、これらを含めた4種類の拡張ゲームができます。
「追加セット2」は、”城門”にて壁の外に建物を建てたり、”キャラクター”の特殊能力を用いたり、”陣地”にて城門壁の外にある建物の価値を上げたり、”オールマイティなお金カード”が含まれ、これらを含めた4種類の拡張ゲームができます。
「追加セット3」は、”おつりの概念”を示すもの、相手の手番に割り込んでお金カードを獲得しに行く”泥棒”、建物に壁を作る”壁カード”、建設予定地にあらかじめ行商人を置いて建設できたらボーナスがもらえる”行商人コマ”が含まれ、これらを含めた4種類の拡張ゲームができます。

スティムト・ソーをもっと発展させたゲームです。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介