「アルハンブラ」は、世界各地から集められた建築技師を雇っていき、彼らの技術でアルハンブラ宮殿を建てていくゲームです。 各プレイヤーはスタートタイルと予約ボードを受け取り、マーカーを1つはスタートタイルの上、もう1つは得点ボードに置きます。 タイルをよく混ぜて袋に入れ、4番までの建設現場に無作為に置きます。 各プレイヤーは異なる種類のお金を20を越えるまで引いていき、それが初期資金の手札になります。手札がもっとも少ないプレイヤーがスタートプレイヤーです。 残ったお金カードは4枚を表向きにして並べ、それ以外は定められた方法で得点計算カードを2枚入れて混ぜます。 手番プレイヤーは以下のいずれかを行います。 手番の最後に建物タイルを、自分のアルハンブラか予約ボードの上に配置します。 手番が終わったらお金タイルと建物タイルを場に補充します。 ・お金を取る 場札から合計5以下の複数のお金、あるいはどれでも1枚を取ることが出来ます。 ・購入 建築現場から建物タイル1枚を、提示されている種類の金額以上を支払います。 お釣りは支払われません。価格ちょうどの支払いをした際に、もう1度だけ手番を実行します。 購入したタイルは手番の最後に配置します。 自分のアルハンブラに配置するか、予約ボードに置きます。 アルハンブラに配置する際は、スタートタイルと同じ方向に隣接するようにし、辺が合うようにしなくてはならず、スタートタイルから通路がつながらなくてはいけません。 ・改築 予約ボードにある建物タイルを、自分のアルハンブラにあるタイルを場所を変えずに入れ替えます。 もちろんアルハンブラに配置するルールはすべて守られます。 ゲーム中に3回、得点計算が行われます。 最初の2回はカードの指示で、最後はゲーム終了時です。 得点計算は、最初に自分のアルハンブラにあるそれぞれの建物について、決算の回数とその建物の数の順位に応じて点数が入ります。 また自分の一番長く伸びたアルハンブラの外壁1つにつき1点です。 袋の中にある建物タイルを4枚補充できなくなったらゲーム終了です。 3回目の得点計算に入り、その結果もっとも点数を獲得したプレイヤーがゲームに勝ちます。 なお「アルハンブラ」は、以下のようなたくさんの拡張セットが出ています。 「追加セット1」は、”両替のできるお金カード”、最数的にボーナスがもらえる可能性のある”ボーナスカード”、相手の手番を奪うことができる”割り込みコマ”、仮に建設できる”仮設小屋タイル”が含まれ、これらを含めた4種類の拡張ゲームができます。 「追加セット2」は、”城門”にて壁の外に建物を建てたり、”キャラクター”の特殊能力を用いたり、”陣地”にて城門壁の外にある建物の価値を上げたり、”オールマイティなお金カード”が含まれ、これらを含めた4種類の拡張ゲームができます。 「追加セット3」は、”おつりの概念”を示すもの、相手の手番に割り込んでお金カードを獲得しに行く”泥棒”、建物に壁を作る”壁カード”、建設予定地にあらかじめ行商人を置いて建設できたらボーナスがもらえる”行商人コマ”が含まれ、これらを含めた4種類の拡張ゲームができます。 スティムト・ソーをもっと発展させたゲームです。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |