「アルシャード」は、エピック色の強いSFテイストを含めたファンタジーRPGです。 世界観的には、中世をモチーフにしてはいるものの、神話系やSFライクなガジェットを含めた、さまざまな要素を取り込んだRPGとなっています。 キャラクターはシャードと呼ばれる、この世界観での神の一部分を有し、シャードに導かれたり、シャードの能力を操り翻弄される立場となります。 キャラクターはクラスによってさまざまな能力を持っていて、それぞれ得意となる能力を活用します。手軽にはじめられるクイックスタートと、個性を決定付けることが出来るコンストラクションのどちらかでキャラクターを作成します。 このゲームでは、シャードに導かれて、さまざまな探索をこなすことが目的になります。究極の目的となる理想郷のアスガルド、導きはあらゆる形でこの理想郷につながっています。その理想郷を追い求めてキャラクターはパーティーを組み、さまざまな冒険を解決していきます。 キャラクター作成時にクラス決定が行われ、そのクラスのレベルで特技を習得します。同時にキャラクターにシャードが設定され、とても強力な能力で反映するとともに、キャラクターの能力のガイダンスが定まります。 さらにキャラクターはライフパスという、キャラクターをより深く設定出来るルールにより、キャラクターの行動指針や特徴などを手助けし、ロールプレイの手助けなどになるかと思います。 このゲームでは、シーンと呼ばれる時間単位で区切りながらゲームが進行していきます。ゲームマスターの管理の下、キャラクターは各シーンごとに活躍の場を与えられます。 またそのシーンの中でのさまざまな事象の管理、キャラクターの行動の判定、さらに進行はゲームマスターの役割です。 行動判定は、キャラクターの能力値や命中値にサイコロ2個を足して、目標値に達すれば聖異なります。場合によっては目標値に修正が加わります。 対決ロールの場合は行動判定を振り合って、より成功度合いの高い側の勝利となります。 戦闘は行動値の高いプレイヤーから順に行動を行います。行動手順には、マイナーアクション、続いてメジャーアクションという順番で行われ、1回の相手からの行動に対してリアクションを1回のみ行うことが出来ます。これらのアクションの中で、キャラクターは行動可能な行動を行っていきます。 すべての行動が終われば、行動完了の回復や、戦闘時の影響の処理など、ターンの終了時の処理が行われます。 最終的に、プレイの間で一段落ついたところでゲームは終了し、経験点処理とキャラクター成長を行うことができます。 このように、ライトな冒険小説や、SFテイストなファンタジーなどをゲームで再現するために、さまざまなファンタジーチックな展開を可能にしたゲームかといえます。 |