タイトル アンドロメダ
原題タイトル Andromeda
会社・出版社 Abacus
デザイナー A.R.Moon
プレイ人数 3-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
入手難

「アンドロメダ」は、地球から各惑星に人員を送りこみ、その惑星の衛星に交易の拠点を多く作ることが目的となります。

ボーナスカードを種類ごとに分け、各プレイヤーは自分のステーションコマ26個から、各惑星に2個ずつに加え、人数によってランダムに指示された惑星ににその個数のステーションを置きます。その後もう1度惑星カードを切りなおし、各プレイヤーに9枚ずつ配り、移動カードも2枚受け取ります。

手番プレイヤーはアクティブプレイヤーとなり、このラウンドの指揮権を持ちます。
ラウンドの最初に、各プレイヤーの手札の上限まで手札を補充します。
そして移動カードを使うことで、ある惑星に2個のステーションを送ったり、ある惑星から任意の数のステーションを引き上げることが出来ます。

この後に交易が始まります。アクティブプレイヤーは手札から1枚カードを表向けます。これに対して他のプレイヤーは伏せてカードを1枚出し、同時に表向けます。これを2回続けた後、アクティブプレイヤーは3回目(ならびに4回目)は任意で行えます。この後、アクティブプレイヤーは、誰かの出したカードをすべて手札にいれなければなりません。交換されたカードを手に入れるか、そのまま前に置いておくかはそのプレイヤーの任意です。これを時計回りに行います。また交換する気がないならそのまま手札にいれることも出来ます。なお4枚以上カードを使うと、ワイルドの惑星カードを手にいれることが出来ますが、これも手札にカウントされてしまいます。

この後はアクションフェイズです。これによってその惑星のカードを3枚以上使って、使った枚数の半分のステーションコマを惑星に送りこんだり、商業拠点を開設するために、ステーションコマを使って、使った枚数の半分の回数のくじ引きをする試みを行うこと出来ます。さらに2枚までカード交換などが出来ます。
それ以外にも、同じ惑星カードを決まった枚数使って、宇宙船を成長させて手札上限を増やしたり、技術力革新で交易フェイズでカードを4枚プレイできるようにしたり、交換枚数を1枚多くしたり、端数を切り上げにしたりすることが可能です。

ある惑星の衛星3つに商業拠点が完成すると、その惑星にはそれ以上拠点が造られることはありません。そうした惑星が3つ出来た時点でゲーム終了です。商業地点のポイント、手札のワイルドカードの点数、技術力の点数、地球上にあるステーションの数が点数化され、点数が最も多いプレイヤーが勝ちです。

やることは多いですが、それなりに計画的にやって行かないと破綻します。
非常に手札を気にするゲームで、キーとなる惑星カードをうまく交換して手に入れられるように、いい条件提示が求められます。なお、拠点開設のくじ引きは、まるで公団住宅の抽選そのものです。