| タイトル | バベル |
| 原題タイトル | Babel |
| 会社・出版社 | Kosmos |
| デザイナー | U.Rosenberg, H.Doragathen |
| プレイ人数 | 2人 |
| 対象年齢 | 12+ |
| プレイ時間 | 60分 |
| 難易度（5段階、易1<難5） | 3 |
2001年ノミネート
2001年8位
2001年2位
2001年2人ゲーム「バベル」は、メソポタミア文明において、より大きな神殿を近隣の民族の助けを借りて作り上げることを目指します。
ゲームボードは両方のプレイヤーの中央に置かれます。1の神殿カードを自分の前に置き、残りはよく切って山札にします。民族カードは各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
各プレイヤーのコマは石きり場に配置します。
1、手番になったら、最初に民族カードを3枚引いて手札にします。
2、その後、手番では好きなようにアクションを行うことが出来ます。
・移動は、手札から民族カードを1枚捨てることで、自分のコマをそのカードに示された場所に移動させます。
・移住は、民族カードを自分のコマがある建設地にカードをプレイします。ただしプレイされた順番どおりに重ねておかなければいけません。
・神殿建設は、自分のコマがある建設地に、原則として数字順に建設できます。また建設する際には、立てようとする段数以上の民族カードがなくてはいけません。神殿を立てた後に民族カードの枚数が減っても、神殿の段数は減らさなくても構いません。
・民族移動は、ある列の民族カード3枚を、別の民族カードの列の順番の上に重ねることが出来ます。ただしこの3枚の順番を変えることは出来ません。これのみ手番に1回しか出来ません。
・民族の特殊能力は、自分のコマのある建設地に3枚の同じ民族が連続して並んでいる場合に、そこから1枚捨てることによってプレイすることが出来ます。
3、望むだけのアクションが終わった後、神殿カードを2枚引いて、自分の方に並べていきます。2枚を同時に引いて、この2枚のなかから低いほうを前に置いて列に重ねていきます。このカードも順番に並べられていきます。
民族の特殊能力は以下のとおりです。
・アッシリア人は、向かい合っている相手の神殿の破壊し、それが神殿カードの山札に順番どおり置かれます。・ヒッタイト人は、向かい合っている相手の神殿カードの1番上を奪い、自分の神殿の1番上に置きます。ただし、立てようとする段数以上の民族カードがなくてはいけません。
・メディア人は、向かい合っている相手の民族カードのどれか1種類を捨て札とさせます。
・シュメール人は、向かい合っている相手の民族カードの一番最後に並んでいる種類の民族をカードすべてを、自分の一番民族カードの後ろの列に並べます。
・ペルシア人は、その場にある神殿を1段だけすっ飛ばして建設できます。
どちらかのプレイヤーが15点以上で、もう片方のプレイヤーが10点未満の場合は、その時点で15点取ったプレイヤーが勝ちます。10点以上だった場合は、どちらかが20点に達するか、もしくは10点未満になった時点で、点数の高いプレイヤーが勝ちます。
特殊能力をうまく活用して、効果的に神殿を作っていきましょう。最後のほうは神殿の叩き合いになるかと思います。
