「バックギャモン」は西洋雙六と言われていますが、日本にも古来よりありました。 といっても正月にやる双六とは、まったく外観が異なります。 ボードにある15個の駒を、さいころ2個の出目を使って早くゴールさせるゲームです。 それぞれさいころの目を駒を進行方向に進ませますが、ぞろ目を振るとその目を4回動かせます。 進めるとき相手の駒が2つ以上ある場所にはブロックされ止まることが出来ません。ただし1個だけの場合はヒットといい、一旦駒を追放させスタートに戻すことができます。 このヒットとブロックの駆け引きがさまざまな作戦をあみだし、このゲームの醍醐味の1つとなっているようです。 またこのゲームは何回か行いポイントを取るゲーム、かつ高い技量を伴うギャンブルゲームでもあり、相手に対して得点レートを倍にするお誘い「ダブル」を掛けることも出来ます。このあたりの勝負勘と心理的な駆け引きもあり、かといって運の要素も切り捨ててないところが、このゲームが長く親しめた理由だと思います。 ゲームボードの白と黒のコントラストもシックですし、なによりエレガントな趣が漂ってきます。日本にも結構な数の愛好者がいて、たびたびバックギャモンの大会が開かれるほどです。しかし海外では想像を絶する数のプレイヤーがいて、高額な賞金の国際的な大会が週末に多く開かれるようです。 日本バックギャモン協会のホームページへ |