タイトル バンク・ファタール
原題タイトル Banque Fatale
会社・出版社 Blatz
デザイナー S.Dorra
プレイ人数 3-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
入手難

「バンク・ファタール」は相場感を読み取るゲームです。

ゲーム盤にある5色のマーカーを6ミリオンに合わせます。各プレイヤーはついたて、チップを各色2つずつ、一色のみ書かれたカードを持ちます。それ以外のカードはよく切り、3枚をカード置き場に置きます。お金を整理しておきます。
なお、獲得したお金やチップはついたてに隠しますが、カードは公開します。

最初のフェイズは競りです。手番プレイヤーは、表向きのカードから1枚選び、競りにかけ、開いた場所に1枚カードをめくって補充します。各プレイヤーはチップを握り(握らなくてもいい)、全員握ったところで公開します。もっとも多くのチップを握ったプレイヤーが、競りにかけられたカードを獲得します。全員が出したチップはすべてまとめられます。

次に出されたチップを色分けします。最も多く出されたチップの色は、マーカーの価値を2段階上げます。1枚しかなかった場合はマーカーの価値が1段か下がり、1枚も使われなかった場合は、最安値まで急降下します。11以上になった色は配当があります。11になったマーカーの色カードを持っているプレイヤーは、その色マーク1つにつき5ミリオン受け取ります。12になれば6ミリオン受け取れます。配当が終われば6ミリオンまで戻されます。その後、カードを獲得した隣のプレイヤーから1枚ずつ、時計回りでチップを選んで取っていきます。

手番プレイヤーは1枚だけ、獲得しているカードを売ることが出来ます。売却した場合、その色マーク1つにつき現在の価値の分だけ支払われます。

手番を繰り返し、カードがなくなったらゲーム終了です。ついたてを外し、持っているお金に、現在持っているカードの価値を等価に変え、さらにチップを1枚1ミリオンに交換し、最もお金のあるプレイヤーの勝ちです。

シビアな相場観とチップのカウンティングが重要なゲームです。チップは天下の回り者です。その枚数には注意しましょう。