タイトル バルバロッサ
原題タイトル Barbarossa und die Ratselmeister
会社・出版社 Kosmos, ASS
デザイナー K.Teuber
プレイ人数 2-4人
対象年齢 12+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1988年大賞

「バルバロッサ」はプレイヤーの作った粘土細工を当てるゲームです。
バルバロッサといってもバルバロッサ作戦ではなく、赤髭のバルバロッサ王のことです。

このゲームではあらかじめ粘土細工を作っておき、それが何であるかを控えておきます。この粘土細工が強烈にユーモアを誘います、だってなんだか訳分からないものが飛び出す可能性がありますから。
順番が来たらさいころを振って粘土細工に質問するマス、文字を聞くマスなどに止まって、粘土細工がなんであるかを絞り込んでいきます。通常のさいころを振る以外にも、決まった数だけ進ませる宝石移動で手堅く動いておくということも出来ます。またさいころを振った結果、相手にポイントを与えてしまうマスもあります。

粘土細工は慎重に作らなくてはなりません。バレバレのものを作ってしまってはすぐ当てられてしまいますし、また誰も当てられないものはゲームの終わり方によってはペナルティの対象になります。うまく当てられれば、当てた方はもちろん当てられた方にもポイントが入り、これはこれでお得だと思います。
また、自分の順番であっても、他プレイヤーがどれかの粘土細工が分かっていたら、順番を割り込むことが出来ます。これによっての順番の攻防という要因もあります。

ちなみにお子様向けながら、もっと簡単なファンタジア - Phantasia Kinderspiele(Kosmos)というゲームは、このゲームの派生商品です。こちらはもっとゲーム的に簡略化されていますが、これはこれで楽しいゲームです。

なお粘土は付属の手に厳しい油粘土を使うよりも、東急ハンズで販売しているカラー粘土消しゴム、もしくはハスブロジャパンの小麦粘土プレイドゥーをお勧めします。


ASS版 4人まで遊べる。


Kosmos版 6人まで遊べる


2005年版 4人まで