タイトル 丘の上の裏切者の館
原題タイトル Betrayal at house on the hill.
会社・出版社 Avalon Hill, Hasbro
デザイナー B.Grassco
プレイ人数 3-6人+
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 4
「丘の上の裏切者の館」は、屋敷を舞台にし、シナリオに基づいたホラーを行うゲームです。

最初に2冊のシナリオを準備します。
各プレイヤーはキャラクターカードを準備し、4つのクリップをスタート地点にはめ込みます。サイコロも準備します
それぞれの運命/アイテム/イベントカードを種類ごとに分けよく切って準備します。
最初に初期配置設定をテーブルに並べ、残った部屋カードは両脇に準備します。
各プレイヤーは入り口に自分のキャラクターのコマを置きます。
スタートプレイヤーを決めます。

手番になったら以下の行動を行います。

移動:
手番になったら、キャラクターの移動分だけ移動可能です。
もしゲームの効果でカードを引く場合はその場所で止まります。

新しい部屋に入る:
もし空いている扉に対して入ったら、部屋カードをめくって並べます。対応する階層の部屋ならば入ることができ、そうでなければ裏向きで捨てられます。
キャラクターはドアからドアに移動します。階段は対応する場所から階層を上下できます。
部屋にはさまざまな特殊な部屋もあり、その指示に従います。
部屋にカードのシンボルがあれば、そのカードを引いてその指示に従います。

部屋にあるダイスシンボル:
カードからの指示でサイコロを振ることがあります。
カードから求められる判定値に対して、キャラクターに指示される能力値に対応したサイコロを振って、判定値に届いたら成功です。
成功失敗ともに、その効果を適用します。

攻撃:
イベントや予兆カードの効果による戦闘、および他キャラクターに攻撃する場合に判定を行います。
通常の場合はこのときお互いの肉体ダメージを算出し、その数値でサイコロを振り合い、その差で負けたほうが、肉体と移動力に対してダメージを割り振ります。
このときアイテムなどの効果を得られます。
また精神攻撃の場合は同様に判定を行い、知識と狂気にダメージを与えます。
他キャラクターに攻撃する場合は、肉体ダメージです。
いずれの場合でも、いずれかの能力値が0になった時点で、キャラクターは死にます。

ホーント:
6個のサイコロを振って予兆カードの枚数に従い、ホーントが動くかどうかを判定します。
ホーントが動くのであれば、部屋と予兆カードに従いホーントが出現します。
これにより裏切り者が決定され、裏切り者は席を外して、「裏切り者の書」に書いてあるその指示に従います。
それ以外のプレイヤーはヒーローになり、「ひそかに生きるものの書」の指示に従って読みます。
これにより、ヒーローのターンと裏切り者のターンに分かれます。
裏切り者が出現してから、条件により裏切り者になることになることもあります。

裏切り者:
裏切り者は障害物のダメージコントロールや、モンスターの移動を行うことができます。
またこれ以降、裏切り者と敵対者が同じ部屋にいる場合は、その部屋から出る必要があります。
また裏切り者がコントロールするモンスターは、ヒーローを攻撃したり、障害物を判定なしで通ったりすることもできますが、部屋を見つけたりアイテムを持ったりすることはできません。

「裏切り者の書」「ひそかに生きるものの書」に書かれた勝利条件で、先に条件を満たした側の勝利です。

非常にさまざまなパターンを行うことができるゲームです。
想像を絶する展開も用意されています。
シナリオは50本あり、文章量は多いですが、やりがいのあるゲームです。