タイトル ビッグ・ボス
原題タイトル Big Boss
会社・出版社 Franckh-Kosmos
デザイナー Wolfgang Kramer
プレイ人数 2-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 75分
難易度(5段階、易1<難5) 4
入手難

「ビッグ・ボス」は、企業帝国を築いていくゲームです。
アクワイア - Acquire(Avalon Hill, 3M, Schmidt)を、Wolfgang Kramerがうまくアレンジした格好となっています。

このゲームは真紅を基調としたゲーム盤で、企業を横並びもしくは上に重ねていきます。
手番には番地か階層が振ってあるカードを出して企業を大きくするか、カードを1枚買うかしか出来ません。会社を拡張していくと、その会社の価値が上がっていきます。そうして大きくなった会社の権利を買ったり、株式を購入したり、小さい会社を合併したりしていきます。

また企業を拡張していくと、拡張をしたプレイヤーにはお金が入ってきます。うまくお金を循環させて、ある程度企業を購入できる資金がたまったら、首尾よく大企業を買い取るのがベターでしょう。また所有権だけではなく、拡張したプレイヤーは手番にて2枚まで株式を購入できますので、そういった将来有望な企業に投資することも出来ます。これもゲーム終了時に企業の価値と等価で換金されます。
このゲームでは合併されることは、合併の際の配当はオーナーにも株式所有者にも支払われるものの、Acquireとは異なりその企業はそれ以上の発展はなく余り得策ではありません。

最終的に重ねるべきビルがなくなった時点で決算。現在の企業のビルの大きさに応じて配当が支払われます。それより手札1枚に付き罰金を支払い、それらの結果一番資金を持っていたプレイヤーが勝ちます。

ゲームがある程度進行していくと、本当にビル街が立ち並んでいるようにも見えます。階層を連ねたビル街が立ち並ぶボードは圧巻です。