タイトル ブレイド・オブ・アルカナ 
セカンドエディション
原題タイトル Blade of Arcana the 2nd Edition
会社・出版社 Enterbrain, FEAR
デザイナー T.Suzufuki
プレイ人数 --人
対象年齢 --
プレイ時間 240分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「ブレイド・オブ・アルカナ セカンドエディション」は、闇の支配する世界で、聖なる使徒を復活させるために英雄伝説を築き上げることが目的となります。

基本的にこのゲームに流れる世界観はヒロイックファンタジーであり、キャラクターは世界の闇から使徒の聖なる痕を見つけて開放するための英雄候補を扱います。ただしその聖なる痕はキャラクターを弄ぶには格好の材料となり、弄ばれた結果によっては英雄ではなく殺戮者への道に向かうことさえあります。
ゲームマスターは、そういった英雄候補の目指す聖なる痕に関わるようなストーリー、またそうした殺戮者の妨害などを含めてシナリオを製作して行くことになります。

キャラクターは、タロットカードをモチーフにしてキャラクターを作っていきます。タロットカードにはそれぞれ意味があり、これらの組合せで特殊な能力や技能を獲得していくことになります。これらの組合せをうまく活用していかなければ、聖なる痕を開放する過程において困難なことになります。

このゲームの最も特記すべきはタロットカードの存在です。このタロットカードには正位置と逆位置があり、これによって効果が正反対になります。
タロットはカードはキャラクターを製作するときにも関わりますが、ゲーム中に状況が移るときにこれを1枚めくって状況にアクセントを加え、結果的にその状況で鍵となったプレイヤーや、殺戮者との兼ね合いにより「鎖」いう形でプレイヤーに配布されます。それ以外にも特定のアクションを起こす・起きることで鎖が配布される場合があります。
これを用いて、プレイヤーは奇跡と呼ばれる能力を使用することが出来るが、これによりキャラクターは鎖となっているタロットカードの向きで尊厳値を判定され、尊厳値が0になったプレイヤーは残念ながら殺戮者となります。

なお、一般的な判定には20面体を用います。技能などで指定された場合は、その個数だけ20面体を振ります。結果マスターの宣言した数値以下が出ていれば成功です。
20以上になってしまった場合は大失敗となり、反対に1以下になった場合は大成功となります。

このようにゲームを続けていき、ストーリーが1段落ついたところで、ゲームのまとめと経験点配布となります。これにはゲーム内の活躍の度合いと、鎖となったタロットカードの枚数が反映されます。

しかし、リプレイとかイラストというのは、どう考えてもゲームの”外”の話なんですがね。