「ベーゼンシュピール」は、変動の激しい株式相場を読んで、一攫千金を狙うゲームです。 まず最初に1000マルクとアクションカードをよく切って4枚ずつ配り、残りのアクションカードはプレイヤーの人数x6枚をゲームに使うために抜き出します。それ以外は使いません。次にリスクカードも同様にプレイヤーx3枚だけ使い、アクションカードの山によく混ぜます。 最初のそれぞれの会社の株券は100です。 手番が来たらカードを引くか、株券の売買が可能です。 カードを引いた場合、それがアクションカードならば手札に加え、手札の中から1枚を使い、株価を操作します。リスクカードならばその場で公開し、その指示に従います。 またはカードを引く代わりに株の売買が出来ます。株の売買において枚数や資金の制限はありません。 ある会社の株価が250になったら、1株につき250-新しい株価の配当が貰えます。 逆に10を下回るような会社の株を持っている場合、1株につき20を支払わなければなりません。この場合に現金がない場合は株を売って現金がしますが、それでも足らない場合は残念ながら破産です。 カードがすべて引かれるとゲーム終了です。最後のプレイヤーは株を買うことは出来ません。手持ちの株の価格を計算して、それに現金を足した金額が最も多いプレイヤーの勝ちです。 結構このゲームの相場そのものは乱暴ですが、その相場観をうまく読みきる必要があります。優良企業の株をうまくせしめなくては勝利の道はありません。 なお出てくる4社とも、ドイツでは実在する優良企業です。 |