タイトル ビューロ・クレイジー
原題タイトル Buro Crazy
会社・出版社 FX Schmid
デザイナー G.Rurkhardt
プレイ人数 3-5人
対象年齢 --
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 2
入手難

「ビューロ・クレイジー」は、企業内の出世競争を舞台にしたゲームですが、勝利条件は出世ではなく現金です。

プレイ人数によって駒の数を決め、1番下の部屋に、1つずつ順番に置きます。また各プレイヤーはチップを同じ数だけ持ち、持っているチップは非公開とします。また80ポイントのチップはキッチンに置かれます。屋根にもチップは置かれますが、スタート時点では何もありません。

最初の部屋から順番に決着が行われます。その部屋にいる2人のプレイヤーは任意の数のチップを握って公開し、勝ったら上に上がって握ったチップを屋根に置きます。負けたほうは握ったチップを手元に戻し、相手との差分をキッチンから得ます。同額の場合は握った半分が屋根に行き、残りでもう1度握り合いをします。

上に上がってもやはり対決を行いますが、キッチンに置かれるチップは60、その上は40、20となり、さらに同じプレイヤー同士の対決は不戦勝が選べます。あとは通常の対決手順と同じで、勝てば上に上がって握ったチップを屋根に置き、負ければ握ったチップは元に戻ったうえで、相手との差額をキッチンより得ることが可能です。

最後の社長を巡る戦いが終わったら、屋根にあるチップを9等分し、社長が3山、重役が2山、部長2人が1山ずつ貰えます。

それらと持っているチップを合計し、もっとも高いチップの合計ポイントのプレイヤーが勝ちます。

階級を巡る闘争ですが、場合によっては社長になって苦労しても、全然儲からない場合もあって、変な意味でリアリティに富んでいます。