タイトル カエサル&クレオパトラ
原題タイトル Caesar & Cleopatra
会社・出版社 Kosmos
デザイナー Wolfgang Ludtke
プレイ人数 2人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 4
1998年ノミネート
1998年1位
1998年8位


「カエサル&クレオパトラ」は、この2人の確執を鋭く描いたカードゲームです。
プレイヤーはカエサルまたはクレオパトラのどちらかになって、貴族を味方につけることを競います。

はじめに貴族の5つのグループを並べておき、信任決議カードをよく切っておきます。各陣営の影響力カードを1から5まで2枚ずつを持ち、5枚を各グループに1枚ずつ置き、5枚を手札にします。行動カードは引く順番をあらかじめ順番を決めておくことが出来ます。また影響力ボーナスカードは個人的なゴールで、これを1枚プレイヤーに配っておきます。

各プレイヤーは行動をするかしないかを選びます。手番には自分を有利にするために、いつでも行動カードをプレイできます。また行動する場合、影響力カードを2枚まで、貴族グループに1枚まで伏せてつけることが出来ます。なおプレイヤー1人で5枚、2人合わせて8枚までしか影響力カードは付けることが出来ません。その後手札を5枚になるように補充しますが、影響力カード/行動カードのどちらからでも引いて構いません。

ターンの最後の信任決議によって、特定のグループが決議に掛けられるか、あるグループが8人になったところで影響力を公開し、多いほうがその貴族を1人味方につけることが出来ます。ただし強弱を反転させるカードや、行動カードの効果もあり予断は許されません。

場にある貴族カード、もしくは影響力カードがなくなると終了。貴族の点数とグループにおける点数、それに影響力ボーナスを足して、点数の高いほうが勝ちです。

行動カードの効果をうまく生かして、影響力をばら撒いて貴族グループを狙っていくゲームですが、多彩な効果を狙っていくことも可能ですし、敗色を行動カードでゲームをひっくり返すことも可能な、大変戦略的なゲームです。
他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介