タイトル キャナレット
原題タイトル Canaletto
会社・出版社 Hans im Gluck
デザイナー G.Cornett
プレイ人数 3人-4人
対象年齢 12+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
入手難・絶版

「キャナレット」は、ゴンドラを使って美術館めぐりを行い、美術品を買い叩くゲームです。

準備段階として、美術品を宮殿の上に3枚まで置かれます。プレイヤーは買収タイルとマーカー3つを受け取り、うち1つを所持金ボードの30に置きます。価値マーカーは指示された場所によく混ぜて12枚だけ置きます。最後にゴンドラと塔を宮殿の上に置きます。

塔のある場所で、スタートプレイヤーから競りが行われます。値段をつけたらその価格だけゴンドラが動きます。パスをしたらもうこの競りには参加できません。競り落としたらその美術品を獲得します。最終的に美術品が落札されたら、次の塔の位置はゴンドラがある場所です。

ある種類の美術品がすべて競り落とされた時点で売却が行われます。一番上に価値タイルに示された価格が、その美術品の1個あたりの価値になります。売却が終われば、価値タイルと美術品タイルはまとめられて伏せられます。同時に売却が発生した場合は、直前の競りで落札したプレイヤーが決めます。
なお借金も出来ますが、ゲーム終了時点で借金は2倍分だけマイナスとなります。

ゲーム中にプレイヤーは1回だけ、競りの価格が15を越えていなく、また誰か競りを始めていれば、買収マーカーを使って美術品を獲得することが出来ます。

美術品がのこり2つになた時点でゲーム終了です。借金を清算し、最も所持金マーカーが多かったプレイヤーが勝ちます。

舞台はやはりベネチアでしょうか? 競りの入札と、ゴンドラの位置による次のターゲットという、2つの要素が絡んでいる不思議な競り系のゲームです。