タイトル カポネ
原題タイトル Capone
会社・出版社 Amigo
デザイナー Mark Corines
プレイ人数 3人-6人
対象年齢 14+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 4
1994年2位
入手難・絶版

「カポネ」は、禁酒法時代のギャングのマネジメントを舞台にしたゲームです。

各プレイヤーに構成員とボディガード、それに100kドルを準備します。また合法活動投資を0に合わせます。
1ラウンドにおいて、各プレイヤーにおいてカードを5枚(6人だと4枚)配ります。そして1回だけ不要なカードを交換できます。そしてその後に順番にカードを1枚ずつカードを使っていきます。

カードには犯罪活動、合法活動、アクションカードがあります。犯罪活動は難易度が書かれていて、それに適応するように構成員やボディガードに向かわせなければいけませんが、成功すれば多額の儲けを得ることが出来ます。ただしそれぞれの現場は2箇所しかなく、殺到した場合は、より後にそれ以上の構成員ならびにボディガードを送ったプレイヤーの権利となり、先にいた構成員やボディガードは取り除かれます。ボディガードは雇いなおせますが、構成員は無残にも港に沈められます。
合法活動はボディガードを使って街に貢献し、合法活動投資に見合った金額を受け取ります。
アクションカードは、構成員を移動させたり、逮捕させたり、私刑にしたり、ジョバ代を請求したり出来ます。

年の最後に各プレイヤーは、犯罪活動に送った構成員とボディガードに見合った金額を受け取ります。そしてボディガードを1人5kで雇いなおせます。逮捕され刑務所にいるプレイヤーの刑期が経過し、合法活動投資を100kで1段階進めることが出来ます。
最終的に合法活動投資が10になったギャングのプレイヤーが勝ちです。

ギャングの場当たり的かつ時には苦しい台所事情を如実にあらわしているゲームで、プレイヤー同士の犯罪現場を巡る駆け引きはこのゲームの魅力です。合法活動に投資しなければ勝てないのがミソ。