タイトル キャプテン・パークの空想極地冒険
原題タイトル Captain Park's imaginery polar expedition
会社・出版社 Cheapass
デザイナー J.Ernest
プレイ人数 3人-7人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「キャプテン・パークの空想極地冒険」は、紳士クラブのメンバーがでっち上げの冒険で名声を得る様を風刺したゲームです。

3枚のロンドンのボードを作り、1枚のスコアボードはその近くに置きます。
各プレイヤーは自分のコマをスタート地点の紳士クラブに置き、またキャプテン・パークのコマは1番のニューススタンドに置きます。ファドは脇に置いておきます。
各プレイヤーはカウンターを準備し、カードをよく切って5枚を手札にします。

手番になったら、最初にプレイヤーには経過マーカーが1つ置かれます。
次に隣のエリアに移動してその指示に従うか、そのまま留まることが出来ます。
カフェに入ったら、カードを1枚引くことが出来ます。
アンティークショップ/ニューススタンド/ジムナシウム/ギフトショップ/ホールオブレコードでは、対応するカードを冒険の根拠として手札から1枚場に出すことが出来ます。
マーケットは好きな枚数を捨てて、同じ枚数手札を引きます。またここはキャプテンパークをやり過ごすことが可能です。
ホテルでは特に何もありませんが、ここでもキャプテンパークをやり過ごすことが可能です。
紳士クラブは、冒険の根拠をもとに点数を獲得します。

アンティークショップやニューススタンドなどで、手札を根拠として公開した場合、キャプテン・パークは移動します。キャプテン・パークと同じマスに入ってしまった場合は、それまで持っていた経過カウンターを失います。
キャプテン・パークが移動した後、もう1度プレイヤーのコマを動かすことが出来ます。この時には、プレイヤーのコマが手番の最初にいたマスに戻っても、何も効果はありません。

紳士クラブに戻った場合、少なくとも1枚以上の根拠を公開していれば、冒険を点数にすることが出来ます。その場合は人数に応じた経過カウンターを最低でも持っていなくてはいけません。
最初に5つある目的地のうち、行った回数の少ない目的地を宣言し、その目的の根拠のカードの数字を合計し、そしてカードタイプの種類ボーナス、余剰の経過カウンターのボーナス、ファドのボーナス、先着のボーナスなどを足して、ポイントを加算します。
一度その目的地に冒険に出た場合は経過カウンターをスコアボードに置き、先着ボーナスを受け取った場合はそれがわかるように表示します。
最初に冒険に出たらファドがその場所に置かれます、ファドは冒険で点数が入るたびに山札を1枚めくり、そのカードで最も点数の高い目的地に移動します。ファドがある目的地に行ったら、ボーナスで10点入ります。

これを繰り返し、人数で定められた点数に達したプレイヤーがゲームに勝ちます。

でっち上げの冒険を自慢するという皮肉をテーマにしたゲームですが、キャプテン・パークの存在がおっかなびっくりという感じです。
題材は非常にばかばかしい内容ですが、ゲームはいたってまじめです。