| タイトル | ケイラス |
| 原題タイトル | Caylus |
| 会社・出版社 | Ystari |
| デザイナー | W.Attia |
| プレイ人数 | 2-5人 |
| 対象年齢 | 12+ |
| プレイ時間 | 120分 |
| 難易度（5段階、易1<難5） | 4 |
2006年複合ゲーム賞「ケイラス」は、フェリペ王のもと、ケイラスの街の発展を目指すゲームです。
ボードを広げ、建物を色ごとに分けてボードの横に置きます。
コインと資源を分けておきます。
プレイヤーは自分の色を選び、職人、家、マーカーを受け取り、所定の位置にあらかじめ置きます。
プレイ順のすべてのマーカーを取り、最初のラウンドのプレイ順を決めます。
各プレイヤーは木と食料の資源コマを受け取り、行政官と監督を中立のタイルの最後のマスに置きます。
各ラウンドは以下の流れで行われます。
ゲーム中、恩恵を受けると、さまざまな褒章を得られます。
1、収入
基本給を収入として得ます。
また所有する邸宅や図書館やホテルなどで収入が増えます。
2、職人を配置する。
プレイ順にしたがって、以下のいずれかを行っていきます。
・パス：職人を起きません。パス表の一番小さな欄にマーカーを置きます。
最初にパスをすると収入が得られます。
・特別、中立、固定の建物に職人を置く：費用を払うことで職人を指示されたマスに置きます。
・他のプレイヤーの建物に職人を置く：パス表に応じた費用を払うことで職人を他プレイヤーの建物に置きます。その建物の持ち主は名声を得ます。
・自分の建物に職人を置く：費用を払って職人を自分の建物に置きます。
・城に職人を置く：パス表に応じた所定の城マスに職人を置きます。
3、特別な建物を活動させる：
道に沿って順に活動させます。
門：職人が置かれていたら、任意の建物に職人を置きなおすことが出来ます。
交易所：お金を獲得して、職人を戻します。
商人ギルド：監督を3増すまで前進もしくは後退させ、職人を戻します。
槍試合場：コストを払うことで、王の恩恵を得られ、職人を戻します。
馬屋：プレイ順が変更されます。
宿屋：職人を右のマスに移動させ、宿屋に置かれることで、パスをする際にその持ち主に費用を払うようになります。
4、監督の移動
パスをした順に、各プレイヤーは費用を払うことで監督を移動させることができます。
5、建物の活動
道に沿って橋の次から監督マスまでの職人が置かれた建物が活動します。
活動したら職人を戻します。
・生産施設：指示された資源を獲得します。
・建設施設：資源を消費して建物を建設します。建設した建物により、王の恩恵を得られることがあります。
・弁護士：コストを支払うことにより、建物を建て替えることが出来ます。
・市場：資源を売ってお金を獲得できます。
・行商：お金を払って、いくつかの資源を獲得できます。
・教会：お金を名声に変えることが出来ます。
・仕立て屋：布を名声に変えることが出来ます。
・銀行：お金を金に変える事が出来ます。
・錬金術師：資源を金に変えることが出来ます。
6、城の建設
城に職人を置いた順に、資材を支払うことで建設中の城の部分に家を配置できます。
城の完成に携わったプレイヤーに、建てている城と、提供した資材によって名声ポイントが入ります。
7、行政官の移動
行政官は道に沿って移動します。その位置は監督の位置によって変わります。
監督の位置が確定した後、得点計算が発生したら、城に置いた家のコマによって恩恵を得ます。家が無いプレイヤーは名声ポイントを失います。
城の塔の部分の得点計算が終わったら、名声ポイントに加え、金と資源とお金を名声ポイントに変換し、最も名声ポイントの高いプレイヤーがゲームに勝ちます。
ものすごく細かいゲームです。
手ごたえはあるでしょう。
