| タイトル | カオスギア |
| 原題タイトル | Chaos Gear,Chaos GearII |
| 会社・出版社 | Bandai, Lay Up |
| デザイナー | H.Yamada, K.Hatazawa |
| プレイ人数 | 2人 |
| 対象年齢 | 10+ |
| プレイ時間 | 20分 |
| 難易度（5段階、易1<難5） | 3 |
「カオスギア」は自分の城を築城していきながら、相手の城を自軍のユニットで陥落させるといったコンセプトのゲームです。
このゲームは2つのデックがあります。築城を行い、城の施設を保持することで様々な影響を自分に与える城カードと、相手を攻めるユニットや様々な戦略をカードにしたカードの2種類があります。
城カードを引いた場合は、外側か内側に配置し城を大きくしたことになります。これによって自国の経済状態や防御力などが変化します。経済という概念が入っていることもあり、築城や戦闘に行かせるユニットに対して費用がかかったり、税金などでの収入もあります。また城が攻められるなどして無くなったら「陥落」です。
戦闘はまず射撃戦があり、その後に速度に応じた攻撃があります。速度が速いものより行動の選択権が与えられるので、いくら強くても速度が遅くて追いつけないということもありえます。
また指揮官との協力で陣形を組んで部隊を編成し、攻撃力を結集しダメージを割り振ることも出来ます。また陣形を組むことによって使えるカードも存在します。
ただ、ユニットには維持費がかかるものが多く、そのあたりが単なる戦闘ゲームではなく、城の育成による経済力も加味したゲームという印象も与えます。
国産のオリジナルTCGでは、そこそこのファン層を持っています。ゲーム的な面白さもさることながら、商品としてのプロモーションは良好で、プレリリース版の無料配布や、プレイシートやスタートビデオの無料配布、またゲーム誌掲載も積極的に行っているゲームです。
現在まで販売されているエクスパンションセットは、ブースターパックにて「カオスギア2」があります。
