タイトル チャイナタウン
原題タイトル Chinatown
会社・出版社 Alea
デザイナー K.Hartwig
プレイ人数 3人-5人
対象年齢 12+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1999年ノミネート
1999年9位

入手難、絶版

「チャイナタウン」は、交換や交渉を駆使して、立地のいい商店区画を形成し、収益を得るゲームです。
商店にはレストランから仕立て屋、アンティークなど様々な12種類の業種があり、プレイヤーはそれぞれある一定の専門店街を形成することで、収益を増やすチャンスがあります。

景気カードを準備し、プレイヤーは資本金5000とチャート表を持ってゲームを始めます。このゲームには手番はなく、決まった順序でゲームが進みます。
最初にプレイ人数とラウンドによって建物カードが配られ、また決まった枚数を捨て札にしなくては行けません。この建物カードには番地が書いてあり、捨て札の後に公開してその土地の所有権を示すマーカーを置き、その後にプレイ人数に応じて業種のタイルを配ります。
交渉や交換がここから繰り広げられます。建物同士の交換や土地などを絡めた交渉、または資金やカードなどを材料にしても構いません。ただし既に置かれたタイルを移動したり取り除く交渉はできません。この交渉によって自分のマーカーによる業種の専門店街を完成させる計画性を持つ必要があります。ここでうまく経ちまわれるかどうかが勝敗を左右します。
交渉が終了した時点で、自分が持つ業種のタイルを何枚でも、自分の押さえている土地に何枚でも置くことが出来ます。盤上に置かれた業種タイルの規模と、景気カードの結果によって収益が変動します。これを6ラウンド行い、最終的に最も稼いだプレイヤーの勝ちです。

交渉能力と収益の計画性が必要となるゲームです。突出するのではなく、なるべくお互いが利益になるような交渉を持ちかけて、確固たる専門店街を築うことを目指します。