タイトル クランス
原題タイトル Winning Moves
会社・出版社 L.Colovini
デザイナー S.Griffioen
プレイ人数 3人-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 2
2003年ノミネート

「クランス」は、集落を形成していく過程でその中心的部族となって、この地域の支配を目指すゲームです。

12エリアに各色のコマを1つずつ配置し、1つのエリアにある5つの地形にそれぞれのコマを分配します。担当部族をあらかじめ引いておき、この色を担当します。
集落発見チャートに発見マーカーを並べ、得点マーカーを置きます。

手番になったらどこか1つの地形を選び、そこにあるコマをすべて、隣接するコマのある地形に移動させます。
この時既にコマが7つ以上ある地形には移動させることは出来ません。
またコマのない地形にも移動させることは出来ません。

手番にコマを動かして、その先の隣接する地形にコマがあるマスがなくなったら、決算が行われます。
ただし決算の段階で5色のコマが揃っていたら、各色1つしかないコマは決算前に取り除かれます。
決算は残ったコマの数が、この地形にあるコマの持ち主にすべて入ります。
また各年代ごとに集落の発見と廃墟があり、集落の発見の対象の地形で決算をすると、ボーナス点が入り、手番プレイヤーに発見マーカーを手に入れます。逆に廃墟で決算しても1点も入りません。

決算にて、12個目の発見マーカー行き渡った時点でゲーム終了し、部族を公開します。発見マーカーを1個1点として加え、最も点数の多かったプレイヤーが勝ちます。

手軽そうに見えますが、コマの移動と取り除きが結構考えます。
シンプルなゲームですが、奥は深いと思います。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介