タイトル コロラド・カウンティ
原題タイトル Colorado county
会社・出版社 Schmidt
デザイナー Reinhard Staupe
プレイ人数 2人-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
入手難・絶版

「コロラド・カウンティ」は西部の平野を開拓して、より有益な土地を確保していくゲームです。

プレイ前に、ボードに湖を配置して、各プレイヤーついたての中に自分のマーカーと、袋から15枚の数字の書かれたカウボーイタイル、土地売却タイルを持ちます。
土地カードは、各ラウンドのスタート時に各色3枚ずつ12枚をよく混ぜて用意されます。旗チップも各プレイヤーが均等の色数を持つように配られ、それらを隣接しないように各プレイヤーが順番に配置していきます。

土地カードが3枚(ないし2枚)めくられ、任意のカウボーイチップを握って入札を行います。この握った枚数でプレイの順番を決定します(1枚でも握らないと土地を獲得することは出来ません。)。1番のプレイヤーから、土地カードと旗チップによる色やレイアウトに従い、マーカーを置いていきます。カードはどの見方にしても構わず、旗チップは取り除いて、必ず対応する場所にマーカーを置かなくては行けません。
使い終わったカウボーイチップは袋に戻ります。なお湖に隣接したマスを得たら、同時に湖の所有者となります。もし握ったカウボーイチップが最も少なければ1枚の、握らなかった場合は2枚のカウボーイチップを袋から得ます。
なおゲームが進むと要らない土地が出てくることがあります。要らない土地は他プレイヤーに売ることが出来ます。1人だけが欲しい場合は所有権が移動し、カウボーイタイルを袋から2枚と買い手から1枚、複数のプレイヤーが欲しがった場合は入札を行って決め、権利を取ったプレイヤーの握ったチップと袋から2枚のカウボーイチップを得ます。買い手がいなければ、空き地となりカウボーイチップを2枚袋から引くだけです。

このようにして12枚の土地カードがすべて処理されたら決算です。各ラウンドにおける決算は得点の入り方がラウンドによって変化しますが、決算のポイントはボードの縁、湖の所有者、つながっているマスが計上されていきます。
2ラウンド目以降も、12枚の土地カードと旗チップを各プレイヤーが配置するところからスタートし、最も得点の高いプレイヤーが勝ちです。

土地の連携が重要なゲームです。買いあさっていってもいいのですが、効果的に土地を買っていく必要もあるかと思います。この順番で動くにはどれだけ握るのかといった駆け引きもあり、開拓の難しさも味わえるゲームでしょう。