「コンドッティエーレ」は、中世イタリアで傭兵をうまく展開し、より強固な王国を作り上げるゲームです。 エリアに分けられたボードを広げて、各プレイヤーは支配チップとカード10枚を配ります。スタートプレイヤーは策士駒を受け取り、最初の戦場を決めます。 戦場が決まったら、スタートプレイヤーから順番にカードを出していくか、パスすることが出来ます。もし自分が既に支配しているエリアでなかったら、パスをしたら次の戦いまでカードを出すことは出来ません。自分の支配エリアでカードを1枚も出していなければ、パスをしても戦いに介入できます。 カードにはさまざまな種類があります。 傭兵カードはそのカードの数字分だけ軍隊を強くします。 太鼓カードは自分の傭兵の数値を2倍にします。 かかしカードは、プレイされた傭兵カードを1枚手札に入れることが出来ます。 ヒロインカードは常に10点ですが、3枚までしか自分の軍隊に出すことは出来ません。 司教カードは勝者なしでそのエリアの戦闘を終わらせます。 降伏カードは、この時点でもっとも点数の高い軍隊を送り込んでいるプレイヤーが、エリアを獲得して戦闘を終わらせます。 司教や降伏カードが出されなかったら、すべてのプレイヤーがパスした時点で戦いは終わります。この時点で最も点数の高い軍隊を送り込んでいたプレイヤーが、争っていたエリアを確保し、支配チップをそこに置きます。 2人以上のプレイヤーが同じ強さの場合は、誰もそのエリアを獲得できません。 使用されたカードは捨て札になります。 勝者は策士駒を受け取り、次の戦場を決定します。 カードはラウンドが終わるまで補充できません。 手札がなければ戦いに参加できません。なお傭兵カードを1枚も持っていなければ、手札をすべて捨てることが出来ます。 1人以外のプレイヤーがすべて手札のない状態のときに、すべてのカードを回収し、各プレイヤーは10枚+支配エリア1つにつき2枚のカードを受け取り、次のラウンドが始まります。 人数によって、ある一定以上の隣接するエリアを支配した時点でゲームは終了し、そのプレイヤーが勝ちます。 壮絶なカードプレイの応酬が期待できるゲームで、勝ちきるのは結構難しいです。 |
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