「クク」は数百年前に北イタリアで始まったカードゲームです。一般にはククというのはククカードのことであり、ゲームの方法は、カンビオ/キッレ/トリオンフォ/ジブリなどがあります。おおむね遊ばれているのはカンビオです。 ディーラーが決まったら、はじめに全員場に1チップずつ(場代を)出します。これがポットを構成し、ポットのチップの争奪が、この一つのセットの目的となります。全員に1枚ずつカードを配り終わったら、カードを見て「どうぞ」と言ってゲームを開始します。 手番プレイヤーは、その手札で負けないだろうと思ったら「ノーチェンジ」、その手札ではいやだと思ったら右隣のプレーヤーに「チェンジ」と交換を申し込みます。交換がそのまま通ればいいのですが、中には役札によって失格になったりします。最後まで順番が回った後で、全員のカードを公開し、カードのランクによって一番負けている敗者を決めます。 1ラウンドでは最初の3回までは負けてもチップを払うことによって復帰できるものの、4回目以降に負けたプレイヤーは、そのラウンドのポットのチップを取る権利を失います。こうして各ラウンドで、一番勝ち残ったプレイヤーがポットのチップを全部取り、次のラウンドのために場代を払います。 誰かが払えなくなったラウンドでゲームを終わり、1番チップを持っていたプレイヤーが勝ちです。 多人数でわいわいやるにはぴったりなゲームですが、カードの優劣の認識とカウンティングが結構重要な、パーティーライクなギャンブルゲームとして人気があります。 |
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