タイトル 黄金のマヤ
原題タイトル Das gold der Maya
会社・出版社 Kosmos
デザイナー L.Rodriguez
プレイ人数 2-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
入手難・絶版

「黄金のマヤ」は、割れたマヤの財宝をせりにかけて、より高価な円盤を出来る限り完全な円形に復元させるゲームです。

各プレイヤーは復元皿とガラスチップ10個、ついたてを持ちます。また30枚の石版を良く混ぜ袋の中に入れておき、3枚だけ両面を見ずに表に出します。

円盤の破片には1/4、1/6、1/8の大きさと、金/銀/銅/翡翠/石の5種類の素材があります。これらをうまくあわせて円盤を作っていかなくてはいけませんが、隣接する素材の違いはは1段階までしか許されません。

手番が来たらスタート時を除き、円盤の破片を片面だけしかわからないように、最後列に置き、すでに置かれているものを前進させます。

そしてもっとも前にある円盤の破片に対して競りを行います。自分の持つガラスチップを握っていっせいに公開します。単独でもっとも握ったプレイヤーがこの円盤の破片を獲得し、そのプレイヤーの握ったガラスチップは、最も少なく握ったプレイヤーのところへ行きます。最高額を2人以上握った場合はキャンセルされ、次点のプレイヤーに権利が移ります。もっとも少なく握ったプレイヤーが複数の場合は、今回入札を獲得したプレイヤーが誰に渡すかを決定します。

プレイヤーが円盤の破片を競り落としたら、その裏を見ることが出来、どちらを表向きにするか決めて復元皿に配置します。このときすでに置かれている円盤の破片に隣接し、さらに素材の違いが1段階までの差までしか許されません。

なお、一度置かれた円盤の破片は、新しく自分が競り落としたときに限り裏返すことも出来、また不要な円盤の破片は破棄することも出来ます。
途中で円盤が完成してもゲームから抜けることはありません。

最後の円盤の破片が入札し、配置が終わったらゲーム終了です。得点は基本的に円盤が完成してることがで10点入ります。また1種類だけで円盤が完成していれば、さらにボーナスで10点入ります。その後破片1つ1つにある価値を求め点数にし、またガラスチップ1個に付き1点入ります。最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。
なお最後まで円盤が完成しなかったプレイヤーは失格です。

円盤のを完成させる計画性とガラスチップのマネジメントが複合されたゲームです。
高い破片を集めることよりも、まずは円盤の完成を目指し、さらにガラスチップの収集が必要となるでしょう。