タイトル 宝石の首飾り
原題タイトル Das Kollier
会社・出版社 Schmidt
デザイナー A.Frobel
プレイ人数 3-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 2

「宝石の首飾り」は、出来るだけ価値の高いネックレスを作っていきます。

各プレイヤーは人数に応じたお金を持ちます。
宝石カードから、ダイヤモンド/ルビー/トパーズを抜きます。
残りの宝石カードをよく混ぜて山にします。

手番プレイヤーは宝石カードの山から、基準価格以上になるまでめくって、いずれかの競りの方法を選びます。競りが終わったら手番プレイヤーが手数料を受け取りますが、手番プレイヤー自身が競り落としたら、全額銀行に払います。
・公開オークション
手番プレイヤーが任意の金額を設定し、プレイヤーは順番関係なく全員でより高い金額を宣言できます。誰も買い手がいなければ手番プレイヤーが設定金額で落札します。
支払いは銀行に対して行われますが、7ラウンド以降は等価以上の宝石やネックレスでの物納でもかまいません。手数料はお金で払われたらその半額、物納ならば宝石カードの中の1枚を獲得できます。
・競り下げオークション
基本価格で順番に左隣から買うか買わないかを決めます。1順回っても買い手がいない場合は1000ドル下げてさらにもう1順回ります。これでも買い手がいなければさらに1000ドル下げていき、誰かが買うまで続けます。基本価格未満ならば手番プレイヤーに優先購入権があります。優先購入権が使用された場合、本来の権利を持つプレイヤーは1000ドル受け取ります。
手数料はその金額の半分を受け取ります。

ネックレスは、単独の宝石1つと少なくとも2個の同じ種類の宝石を組み合わせたものです。単独の宝石が基本価値が最も高くなるようにしなくてはならず、基本価値の合計に宝石の個数を掛け合わせたものになります。

もし支払いが不能なのに競り落とした場合、3000ドルか宝石1つを銀行に支払います。
またゲーム中、1回だけ宝石またはネックレスを銀行に売却できます。宝石の場合は基本価格、ネックレスの場合はネックレスポイントです。銀行には支払いの限界があり、この行為を行ったことを示すために手前に1000ドルを置きます。

宝石の山が最初になくなったら、各プレイヤーは3000ドル受け取り、ダイヤモンド/ルビー/トパーズを混ぜて山札を作り直します。
2回目の山札がなくなったらゲーム終了で、最も価値の高いネックレスを持つプレイヤーが勝ちます。複数のプレイヤーが同じ価値のネックレスを持っていたら、少ない宝石で出来たネックレスが優位です。

よく考えてオークションを行うようにしましょう。ムダに宝石を買わないほうがいいでしょう。
テレビ塔の下にダイヤモンドがあるわけではありません。