タイトル ザバンドールの笏
原題タイトル Das Zepter von Zavandor
会社・出版社 Lookout
デザイナー J.Drogemuller
プレイ人数 2-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 180分
難易度(5段階、易1<難5) 4
「ザバンドールの笏」は、魔法使いの弟子となり、ザバンドールの尺を獲得するために、知識と力を集めていきます。

各プレイヤーはキャラクターを無作為に選び、初期状態の宝石と魔法の粉を受け取ります。
自分のマーカーを、得点とそれぞれの知識レベルと手札上限の表に置きます。
アーティファクトカードをアルファベットの順番にカードを準備し、プレイヤーの人数だけめくります。
エネルギーカードは種類ごとに分けてよく切ります。

各ラウンドは以下の順番で行われます。
アーティファクトや成長させた知識で、さまざまな恩恵を受けられます。

1、順番決定とアーティファクト補充
各ラウンドの始めに得点順で順番を確定します。
またプレイヤーの人数よりもアーティファクトが少なければ補充します。

2、魔法のエネルギーの獲得
獲得している宝石から、魔法のエネルギーからエネルギーカードや魔法の粉を得られます。
宝石によってはカードの数値が変わります。

3、プレイヤーの手番
1番のプレイヤーから順番にすべての行動を行っていきます。
自分の順番などやアーティファクトなどで割引や加算などが行われます。
プレイヤーは以下の行動を行えます。
・宝石の売買:エネルギーを支払って宝石を買ったり、反対に宝石を売ってエネルギーを獲得できます。
アーティファクトや獲得できる知識により宝石の所有数は変化します。
・知識の増加:エネルギーを支払って1つの分野の知識を1段階上昇させます。知識を上げきったら勝利点を獲得できます。
知識を上げることにって、さまざまな恩恵を受けられます。
・アーティファクトと守護者の競り:めくられたアーティファクトや守護者を競りにかけることができます。
それぞれのものには最低入札額が決まっていて、落札したプレイヤーがそれを獲得します。
これらのアーティファクトや守護者の効果でさまざまな恩恵を得られます。

4、勝利点を数える
最初に、エネルギーカードや魔法の粉などで、手札制限を越えていたら捨て札を行います。
その後、持っている宝石、知識のレベル、アーティファクト、守護者などで点数を計上できます。

これらを繰り返していき、5つ以上の守護者が競りにかけられたらゲームは終了し、もっとも点数の高いプレイヤーがゲームに勝ちます。

アウトポストのシステムをうまく活用し、ファンタジー色を加えたゲームに仕上がっています。ただ絶対60分では終わりません。
知識レベルとアーティファクトの2つの成長段階があります。
でもショボいカードを引いたら切ないですね。