「デルフィ」はギリシャの都市国家となり、神に気に入られるようにヒーローなどをプレイしていくカードゲームです。 各プレイヤーは、それぞれの都市国家のカードのセットを受け取り、パスカード1枚とよく切った24枚のうちから8枚を手札に持ち、第1パレードの準備を行います。 残りのカードは第2パレード以降に使います。 神託カードはよく混ぜ山札にします。 第1パレードのカードを表向け、点数の入り方を明示します 各パレードは3つのマーチで構成されます。 各マーチでは、プレイヤーはカードを1枚伏せてプレイし、全員準備できたらカードをめくります。 各プレイヤーはめくったカードを加え、最も合計数字が低いプレイヤーは常にアクティブプレイヤーになります。そのプレイヤーは合計数字が最低ではなくなるまで手前にカードをプレイしていくか、このマーチから脱落することを決めます。もし同数ならば、そのプレイヤー同士が再びカードを伏せて出し、同時に公開して決めます。 カードを公開する際は、かならず左から右に並べていきます。 カードの公開によって、ヒーローカードおよび神カードの使用により修正が加わります。ヒーローカードはただ単にその数字分の点数を獲得しますが、続けて出された場合はその数字を掛け合わせてボーナス点を獲得します。 神カードは公開したカードに対してさまざまな修正を加えます。これらは神カードに指示として書かれています。 パスカードはそれ以上カードをプレイしないという意思表示で、合計が最低のプレイヤーーが追加のカードをプレイしない場合もパスとみなします。このとき2人以上から出されたとき、脱落の点数はそれらのプレイヤーに均等に割り当てられます。 それぞれのマーチで誰か1人になるか、すべてのプレイヤーがパスするまでプレイし、次のマーチが始まる前に、表向きになったカードは捨て札になります。 また脱落した順番に、それぞれ点数がパレードカードに応じて入ります。 最後まで残ったプレイヤーは、生き残りの点数を受け取ります。 デルフィカードは合計数字に影響は及ぼしませんが、神託を行うことが出来、オラクルカードを引くことが出来ます。そのカードを受け入れるならばその効果を適用し、その後カードを捨て札にします。そのカードを受け入れないならば、そのカードをオラクルカードの山札の1番下に入れ、その次のカードを受け入れなくてはいけません。 3つのマーチが終わったら、1つのパレードが終わります。 次のパレードのカードをめくって点数の入り方を明示し、各プレイヤーは自分の山札から8枚カードを引きます。なお前のパレードで使わなかったカードは持ち続けることが出来ます。 3つのパレードが終了したとき、それまで獲得した点数に、手札の枚数1枚につき1点を加算します。 合計点数が最も高いプレイヤーがゲームに勝ちます。 カードプレイの心理戦、また神カードやデルフィを絡むオラクルカードの効果をうまく使いこなさなくてはいけません。 ピュティア様、もへー! |