タイトル デマラージ!(ウム・レイフェンブライテ、ホーマスツアー)
原題タイトル Demmarage, Um Reifenbrite, Homas tour
会社・出版社 Jumbo
デザイナー R.Bontenbal
プレイ人数 2-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 75分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1992年大賞
1992年2位

入手難・絶版

「デマラージ!」は、ツール・ド・フランスなどの自転車レースをモチーフにしたゲームで、チームプレイを重視しながらより多くのポイントを取って行きます。

各プレイヤーは駒の色を選び、対応するチームのエナジーカードを受け取ります。チャンスカードは山札にします。1人ずつ順番に駒をスタートに置いていきますが、同じコース上には同じチームの駒は置くことが出来ません。

レースは駒の順番で行われます。必ず前から処理して行き、同じ列なら右側が優先です。その駒の手番が来たら、サイコロを2個振るか、サイコロ1個の代わりにエナジーカードを使うことが出来ます。ただしエナジーカードには特定の選手にしか使えないものや、山岳では使えないものなどもあります。
出た数だけのマス数を、前もしくは斜め前に進めます。その後その直後にいる駒は前方についていくかどうかを選べます。ついていくなら進んだ駒の直後につくことが出来ます。ただしエナジーカードでスパートとして使った場合や、コースが変わる場合はついていく事が出来ないこともあります。
エナジーカードは基本的に使い捨てです。
なおサイコロの結果で7がでると、チャンスカードを引いてその指示に従います。

このゲームには登りと下りと石畳があります。登りと石畳は書かれてある数字だけ移動力が落ちます。逆に下りは書かれた数字だけ移動力が上がります。なお山のマークが書かれたカードしか、登りや下りで使うことは出来ません。
山の途中で進めなかったり、チャンスカードで指示されると転倒します。転倒した場合、すぐ後ろとすぐ左も転倒に巻きこまれてしまい、その範囲にいた駒はすべて一回休みになってしまいます。

途中にポイントというものが設定されていて、そこでの得点が多い駒には黄色い駒が渡されます。これがあるとその駒の毎順番ごとに点数が入ります。

ゲームはゴール地点に入ったときの順位による点数と、途中で獲得した得点の合計です。
なお、ゴールラインに毎順番ごとに入らなくてはならず、あまりにゴールが遅いと失格して点数がなくなることもあります。
最終的にチームの得点をすべて合計し、最も点数が高いプレイヤーの勝ちです。

自転車レースというのは、一般的なレースとは違った展開になり、普通の方には分かりづらい部分が多いのですが、このゲームはチームプレイという面がうまく出されていると思います。