「庭園」はルイ14世の時代の庭師となり、競りによって庭をより豪華にしていくゲームです。 最初にボードを広げ、庭のレイアウトが分かるようにしておきます。次いでガラスマーカーをそれぞれ盤上の指示された場所に置き、各プレイヤーはマーカーを15個と皿を持ちます。皿には何も入れません。また各プレイヤーは30金貨を持ちます。 大きい管理人コマと小さなコマは脇にのけておきます。 スタートプレイヤーを決め、ゲームは以下の流れで進みます。 競り: スタートプレイヤーは競りを掛けるエリアを指定し、その場所に大小のコマを置きます。スタートプレイヤーの左隣から競りをはじめ、競りの過程で釣り上がった金額分だけ、管理人コマがエリアを移動します。 他の誰も競らなかったらそのプレイヤーが落札し、その金額を銀行に支払い自分のマーカーを置きます。またガラスマーカーも左側から1つ獲得します。 その後、競りのエリアは管理人コマのいるエリアとなります。既に競り落とされたエリアは次のエリアになります。 建物の完成: 1つの建造物に属するエリアがすべて落札されたらそのエリアの価値が上昇し、その建造物にを持つプレイヤーは1つずつガラスマーカーを獲得します。また建造物が完成したら決算となります。 決算: 決算が発生したら、銀行から自分の持つがガラスマーカーの価値だけの金貨を受け取ります。なお借金をしている場合は、ここで返済をしなくてはいけません。 借金: 借金をする場合、皿の中にガラスマーカーを入れることで表示します。 次の決算までに倍にしなくてはいけません。また借金限界は常にガラスマーカーの半分の価値までとなります。なお競り落としたばかりのガラスマーカーでは借金をすることは出来ません。 決算になったら、皿の外にあるガラスマーカー分だけが収入の対象になります。 所持金公開: このゲームは所持金を公開しますが、5金貨払うことで所持金を非公開に出来ます。 競り落とされていないエリアが2つになったらゲーム終了です。もっともお金を持っているプレイヤーが勝ちとなり、同点の場合はガラスマーカーの価値で判定します。 もしくは誰も現金がなく借金が出来ないとき、また競りに誰も参加しなかったときにも終了します。 次回の競りの場所を見越した競りの価格決定が重要です。所持金を非公開にするのにお金を払うというのは不思議で面白いルールです。 |