タイトル ディクショナリ
原題タイトル Dictionary, Tahoiya
会社・出版社 "Wardgames" popularity of IWANAMI's KOUJIEN
デザイナー concepted by BOARDWALK COMMUNITY
プレイ人数 5人-7人
対象年齢 12+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 4
! TV化

「ディクショナリ」は、「たほいや」というテレビ番組の原形というべきゲームです。

このゲームは広辞苑(それ以外の辞書でもいいのですが、不可解な言葉の掲載数は圧倒的に広辞苑が多いので、これがベターとされています。)の中から、親の選んだ意味不明な日本語を択一問題にして遊ぶというものです。
親はもちろん正解を広辞苑の通りに書きますが、子は広辞苑にありそうな答えを紙に書き、選択肢の1つとして”でっち上げる”行為をします。
このプレイヤーの書いた偽回答が問題に組み入れられることにより、なんとりっぱに選択問題として機能し、他のプレイヤーのでっちあげた偽回答に引っ掛からないように正解を当てるゲームになりうるわけです。

もちろん正解を当てていくこと必要ですが、自分のでっち上げた解答にひかかってくれることによっても点数が入りますし、親は親で当てられなそうな問題を出題したことで点数が入ります。でっち上げ解答には、ほぼ広辞苑にあってもおかしくないようなものから、どう見積もっても広辞苑にはないだろうというもの、ひょっとしたらあるかもしれないものなど多彩で、意外な解答が広辞苑に登録されていてそれが正解ということも実は結構あったりします。

いかに辞書にありそうな偽回答を書くことがこのゲームのミソですが、広辞苑の奥の深さを堪能できるゲームです。ただしこのゲームによって広辞苑の威厳に対して、いささか疑問を持った方も往々にしていらっしゃいます。

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