タイトル モンスター創造
原題タイトル Die Monstermacher
会社・出版社 Sphinx
デザイナー H.Poehl
プレイ人数 3人−5人
対象年齢 16+
プレイ時間 75分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「モンスター創造」は、フランケンシュタインを生き返らせるために、墓地や死体置き場をあさってパーツを集めていきます。

各プレイヤーはトルソと概要カードを持ち、墓泥棒カード5枚と赤いサイコロを受け取ります。トルソカードを手前に置き、赤いサイコロは3を上にしておきます。
5枚の墓石カードを墓石のほうが見えるように並べておき、それぞれの墓石に6枚ずつパーツカードをよく切って並べておきます。
残った6枚のカードは、研究室として裏向きに自分の前に置きます。残ったカードは死体置き場に置きます。

プレイヤーは、以下の3つのアクションを行い、それぞれいずれかのアクションを行います。

ファーストアクション:
1、お墓からパーツを盗む
墓泥棒をするプレイヤーは知識のサイコロの数字を1つ上げます。その他のプレイヤーも墓泥棒をする場合は1つ上げます。
各プレイヤーは墓泥棒カードの中から1枚選び、同時に公開します。他に同じ数字がいない場合は墓泥棒成功です。成功したらその墓にあるパーツカードを1枚取り、自分の研究室に入れることができ、知識のサイコロの目を1つ下げます。
墓泥棒に入ったプレイヤーは、成功失敗にかかわらず使用済みの墓泥棒カードを手前に置きます。
もし墓にパーツカードがなくなったら、死体置き場の下から3枚を墓に補充します。
2、死体置き場からパーツを盗む
死体置き場からパーツを取ったら、知識のサイコロを6にします。
3、他の研究室からパーツを盗む
自分と同じ数のパーツを持つプレイヤーか、知識のサイコロの数字が自分より大きいプレイヤーから盗むことができます。このとき数字を1つ上げて相手から1枚パーツを取ります。
4、研究準備を行う
次のセカンドアクションの研究する場合に関係する宣言です。

セカンドアクション:
1、研究
研究を行ったプレイヤーは知識のサイコロを1段階下げます。研究準備を行えばさらにもう1段階下がります。
2、手術
手術を行う場合は、他プレイヤーを助手として自分のつなぎ合わせたいパーツを持つプレイヤーから、指示されたパーツを受け取ったら、反対に助手は手術する人よりパーツを受け取ります。
パーツの縫合は、知識のサイコロ以上の目が出れば成功です。成功すれば知識のサイコロは1つ上がり、失敗すれば1つ下がります。失敗したパーツは死体置き場に行きます。
3、生き返らせる
頭と脳みそを手に入れたモンスターは生き返り、知識のサイコロ以上の目が出れば成功です。このとき足りないパーツ分だけ難易度が上がります。失敗すると脳みそが失われます。失敗した脳みそは死体置き場に行きます。
成功するとゲームは終了します。

サードアクション:
1、パーツを売る
他プレイヤーにパーツを売ることできます。
買い手が現れたら、パーツのポイント分の知識のサイコロを下げることができます。反対に買い手はその分の知識のサイコロのポイントを上げます。
買い手にカードを渡すときは裏向きにカードを渡します。
2、墓泥棒を裏返す
使用済みの墓泥棒カードを裏返して再び使えるようにします。

これを繰り返していき、最初のモンスターが生き返ったらゲーム終了です。
それぞれのパーツが点数になりますが、腐ったパーツを多く使っているとボーナスが入ります。また生き返らせたプレイヤーは3点のボーナスです。
点数の高いプレイヤーが勝ちです。

入札と協調という、不思議なゲームの魅力があります。
墓泥棒も大変ですね。
あのモンスターメーカーと比べると、こちらのほうがテーマがダークです。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介