7つの印
Die seiben siegel (Amigo/S.Dorra) 30min. 3-5players
difficulty:3
2004年推薦

「7つの印」は、特定の色で取れるトリックを正確に予測していくトリックテイキングゲームです。

最初に人数によって使うカードの構成が変わります。

最初にプレイヤーにカードを全て配りきります。

ディーラーの左隣から、取るトリックを宣言するか、妨害者になるかを決めます。
トリックの宣言は、ある色のトリックをどれだけ取れるかを表し、その色のマーカーを取れそうな数だけ取ります。
このゲームでは赤が切り札なので、切り札で取ったら赤かその色のトリックを表すことになります。
妨害者は、最初にマイナスの印である黒マーカーを4つ持ちますが、誰かがトリックでミスを行ったときに、そのマーカーを他のプレイヤーに配ります。
なおそれぞれの色には数に限りがあり、その色のトリックを取れると予想したときは、既に持っているマーカーを奪い、奪われたプレイヤーは代わりに白のオールマイティマーカーを取ります。

マーカーを取り終わったら、ディーラーの左隣からプレイしていきます。
基本的にはノーマルのトリックテイキングゲームのルールで、その色がない場合は赤いカードで切り札を行うか、その他で捨て札となります。
トリックを取ったら、それに対応するマーカーを捨てていきます。
切り札で勝ったら赤かその色を捨てることが出来、白のマーカーはどの色で勝っても捨てられます。
もし対応するマーカーを持っていない場合は、妨害者から黒いマーカーを受け取ります。黒いマーカーが切れたら、それ以上トリックを間違えてもペナルティはありません。

これを繰り返し、全部のトリックが終わったら1ゲーム終了です。
手元にあるマーカーを数え、色付きマーカーは2点のマイナス、黒いマーカーは3点マイナス、白いマーカーは4点マイナスです。
なお妨害者のペナルティポイントは最大4で、そこからマーカーが1つなくなるたびに1点ずつ減っていきます。

これを人数の2倍のラウンドを行い、もっとも失点の低いプレイヤーが勝ちます。

トリック数を正確に予測する必要があるので、かなり難しいかもしれません。
妨害者はそれなりにテクニックを要求されます。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介