タイトル ディスクウォーズ
原題タイトル Diskwars
会社・出版社 Fantasy Flight
デザイナー T.Jolly, C.T.Petersen
プレイ人数 2人+
対象年齢 12+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「ディスクウォーズ」は、円盤に書かれた軍隊を指揮して、相手の陣地を陥落させる、ミニチュアウォーを簡単にしたようなゲームです。

このゲームは、基本的にシナリオによって規模が決められます。
いずれの場合も軍隊ポイント以下のクリーチャーディスク(クリーチャー)を準備します。またスペルユーザーレベルのあるクリーチャーがいれば、スペルディスクでスペルブックを編成します。自分の陣地のランドをテーブルに置き、シナリオで指示された距離を離して、それ以外のシナリオ開始の準備をします。
最後にこのゲームで重要な、クリーチャーの増援の順番をあらかじめ決めておきます。

各ラウンドは以下の順番で行われます。

最初は増援セグメントです。シナリオで決められた数のクリーチャーを増援できます。必ず上から増援され、陣地に登場します。

次にアクションセグメントです。順番に誰もアクションしなくなるまで、3枚のクリーチャーのアクションが出来ます。ただしアクションが終わったユニットにはエンドマーカーが置かれます。
アクションは移動、特殊能力の使用、スペルの使用です。
移動はディスクを縁の1点を軸として任意の方向にひっくり返すことで1移動力を使います。これを移動力の数だけ動かすことが出来ますが、別のクリーチャーと接した場合はそこで移動が止まります。また既に接せられている場合も移動を行うことは出来ません。
特殊能力はディスクによって様々です。移動せずアクションを使うことによって、記された特殊能力を用いる事が出来ます。
スペルの使用は、アクションを使うことでスペルブックにあるスペルより使えるものを使うことが出来ます。ただし高レベルのスペルは、それより低い魔術師が使うことは出来ません。なおスペルは使い捨てです。

次にミサイルセグメントです。射撃があるクリーチャーはアクションを起こしていなく、戦闘に巻き込まれていない限り射撃を行えます。射程やダメージは射撃武器またはスペルによって決められており、射程内の目標に対して決められた回数を行います。
射撃は30センチ以上上からミサイルカウンターを落とし、そのカウンターが触れたクリーチャーすべてに規定のヒットを与えます。ヒットまでは行かないまでもダメージが入った場合は、ダメージを戦闘セグメントに持ち越されます。ヒットされたら、原則的にディスクは除去されますが、中には2回以上のヒットで除去されるクリーチャーもいます。

戦闘セグメントでは、上に乗ったクリーチャーが下にいるクリーチャーに対して1回だけ攻撃します。このゲームではすべて上から下に対して戦闘を解決しますので、複数の戦闘が起こっている場合でもこれらの効果を適用します。戦闘ではお互いの攻撃力と防御力と相手の耐久力と比べて、その数字を越えた場合にヒットが入ります。ヒットまでは行かないまでもダメージが入った場合は、ダメージを次のラウンドに持ち越されます。ヒットされたら、原則的にディスクは除去されますが、中には2回以上のヒットで除去されるクリーチャーもいます。

戦闘セグメントが終わったら、エンドマーカー、ミサイル、スペルのカウンターが除去されます。ダメージによる負傷は持ち越されます。
これを繰り返し、勝利条件を満たしたプレイヤーが勝ちます。

結構細かいゲームですが、本格的なウォーゲームとして人気が有ります。
特に増援の組み合わせや、自分のターンのアクションはよく考えないといけません。
なおかならず射程を測りますので、定規を用意してください。