タイトル ドクター・ファウスト
原題タイトル Doctor Faust
会社・出版社 Blatz
デザイナー R.Wittig
プレイ人数 2人
対象年齢 12+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 2
入手難・絶版

「ドクター・ファウスト」は、ゲーテの戯曲で知識の欲望に溺れるファウスト博士と、その悪魔との駆け引きをゲームにしたものです。

ピラミッドをドクターファウストのスタートのマスに置き、デビルストーンは色を決めてデビル側のスタートの位置に置きます。お互いの色の悪魔カードを持ち、魂カードは3から13に順番に並べて山札にします。

手番になったら7ポイントの行動ポイントを使って、以下の行動を行ないます。このポイントはすべて使い切らなくてはいけません。
デビルストーンの前進:
1マス進めるごとに1ポイント掛かります。これは時計回りに動きます。デビルストーンのあるマスに止まっても、通過しても構いません。
魂のピラミッドを前進させる:
1マス進めるごとに1ポイント掛かります。これは時計回りに動きます。
悪魔カードのプレイ:
1ポイントで手札を1枚を使い、相手の悪魔を妨害するために任意のマスに裏向けにして置く。これは1枚だけプレイできる。もし相手のデビルストーンがこのマスに進んだら移動は終了し、残っているポイントは失われます。カードを開けて指示に従って前進もしくは後退します。

ピラミッドと魂カードは連鎖しています。
7ポイントをうまく使って手番の最後に自分のデビルストーンをピラミッドのあるマスまで進めるか、逆に魂のピラミッドを自分か相手のデビルストーンのいるマスに進ませるか、魂のピラミッドが通路の端に来ると、魂のカードを1枚もらえます。
デビルストーンによってカードを取った場合は、同じ色でもう一方のデビルストーンのマスまで関係したデビルストーンを動かします。

すべての魂カードが取られたらゲーム終了です。魂カードの合計に、自分の手札にある奇数の点数を足し、偶数の点数を引いた点数が得点となります。
得点の高いプレイヤーが勝ちます。

非常に不思議なゲームですが、配置したカードではしごを作ったり、カードの残りをよく考えておくことが重要です。