「ドクター・ファウスト」は、ゲーテの戯曲で知識の欲望に溺れるファウスト博士と、その悪魔との駆け引きをゲームにしたものです。 ピラミッドをドクターファウストのスタートのマスに置き、デビルストーンは色を決めてデビル側のスタートの位置に置きます。お互いの色の悪魔カードを持ち、魂カードは3から13に順番に並べて山札にします。 手番になったら7ポイントの行動ポイントを使って、以下の行動を行ないます。このポイントはすべて使い切らなくてはいけません。 デビルストーンの前進: 1マス進めるごとに1ポイント掛かります。これは時計回りに動きます。デビルストーンのあるマスに止まっても、通過しても構いません。 魂のピラミッドを前進させる: 1マス進めるごとに1ポイント掛かります。これは時計回りに動きます。 悪魔カードのプレイ: 1ポイントで手札を1枚を使い、相手の悪魔を妨害するために任意のマスに裏向けにして置く。これは1枚だけプレイできる。もし相手のデビルストーンがこのマスに進んだら移動は終了し、残っているポイントは失われます。カードを開けて指示に従って前進もしくは後退します。 ピラミッドと魂カードは連鎖しています。 7ポイントをうまく使って手番の最後に自分のデビルストーンをピラミッドのあるマスまで進めるか、逆に魂のピラミッドを自分か相手のデビルストーンのいるマスに進ませるか、魂のピラミッドが通路の端に来ると、魂のカードを1枚もらえます。 デビルストーンによってカードを取った場合は、同じ色でもう一方のデビルストーンのマスまで関係したデビルストーンを動かします。 すべての魂カードが取られたらゲーム終了です。魂カードの合計に、自分の手札にある奇数の点数を足し、偶数の点数を引いた点数が得点となります。 得点の高いプレイヤーが勝ちます。 非常に不思議なゲームですが、配置したカードではしごを作ったり、カードの残りをよく考えておくことが重要です。 |