タイトル ジキルとハイド
原題タイトル Dr.Jekyll & Mr.Hyde
会社・出版社 Bambu
デザイナー W.Werner
プレイ人数 3人−4人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
2003年5位

「ジキルとハイド」は、二重人格のジキルとハイドをテーマにしたトリック手キングゲームで、不思議な雰囲気が出ています。

2人で1組のペアを組み、ペアは向かい合わせに座ります。
ジキルとハイドカードを中央に出した後、ジキルサイドかハイドサイドかを定めます。
カードをよく切って各プレイヤーに7枚ずつ配ります。

手番になったら、自分の手札からか自分のサイドをプレイするか、他プレイヤーから自分のサイドを出してもらうかを行います。
他プレイヤーから出してもらう場合でも、手番プレイヤーがカードをプレイしたことになります。
なお出してもらう場合は、そのサイドのカードを1枚は持っていなくてはいけません。
このルールのために、プレイヤーのカードの枚数が一定ではなくなります。

順番に4枚のカードが出されたら、最も数字の高いカードを出したプレイヤーがそのトリックを取り、次のトリックの最初のカードをプレイするか、他のプレイヤーに自分のサイドのカードを出してもらうかをします。

カードの中には変身カードがあり、トリックは取れないものの、今回のトリックを未決にして次回トリックを取ったプレイヤーが今回のカードを獲得するカードです。
その次に強いのがキャラクターカードで、ジキルとハイドの2人は最も強くそれ以降続きます。
その次に強いのが場面カードで強さは一定で、先に出たほうが優勢です。また獲得点数の元となるカードです。
もっとも弱いカードが行為・情報カードで、これも強さは一定で先に出たほうが優勢です。これは獲得点数の倍数を決めますが、自分のサイドにしか影響しません。

7トリックを終えた時点で、キャラクターカードはすべて1点扱いとし、場面カードの合計に、自分のサイドの行為・情報カードの倍数を合計し掛け合わせます。

あらかじめゲームの回数を決めておくか、どちらかが1000点を獲得したらゲーム終了で、そのチームの勝ちとなります。

カードを出させることが出来る不思議なトリックテイキングゲームです。