タイトル ドン:犯罪結社
原題タイトル Don: continuing criminal enterprise
会社・出版社 MythIntentions
デザイナー J.Carlson, M.Tejeda
プレイ人数 2人+
対象年齢 12+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「ドン:犯罪結社」は、1920年代のギャングを舞台にした、トレーディングカードゲーム(TCG)です。

各プレイヤーは12枚から16枚までのヴァイスデックと、44枚から48枚までのモブデックを持ちます。合計で60枚になるようようにします。
最初に150000ドルを持ちます。

最初にビッドウォーが行われ、これによって初期状態が決まります。
お互い15000ドルまでのコストを使ってひそかに入札し、公開して高かったほうが先に手番を行えます。このお金は失われます。
続いてヴァイスデックを引きます。
資金元となるヴァイスデックは最初の5枚までは無料で引けますが、それ以上引くためには1枚あたり25000ドルのコスト必要です。何枚引くか宣言がいります。
最後にモブデックを引きます。
構成員などのモブデックを1枚あたり10000ドルのコストで引きます。何枚引くか宣言がいります。10枚を越えて持つことは出来ません。

ゲームターンは以下の流れです。

1、資金源調達
既に場に出て動き出しているヴァイスカードからは資金を得ます。

2、アクション
手番プレイヤーは望む限り構成員たちのアクションを行ったり、手札からアクションカードを出すことで、プレイヤーは行動します。
これらにコストが必要な場合、コストを払います。
もちろんその行為に対して対戦相手も同様に、そうした効果に対して対抗することがことが可能です。
構成員のアクションはどれか1つしか行うことが出来ず、アクションを行ったら使用済みにします。
アクションによってさまざまな行動が可能です。

3、カードプレイ
モブカードのうち構成員などのカードや、ヴァイスカードを、それぞれ規定のコストを払ってプレイすることが出来ます。

4、カードを引く
ヴァイスデックは25000ドルごと1枚、モブデックは10000ドルごとに1枚引けます。

ここまでで相手の手番になります。
これを繰り返し、最終的に相手を破産に追い込むことが出来たら、そのプレイヤーの勝ちです。

非常にシビアなゲームでルール上での縛りよりも、プレイヤーの持つ資金による縛りが多いような気がします。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介