タイトル デッドランド:ドゥームタウン
原題タイトル Deadlands:Doomtown
会社・出版社 AEG
デザイナー D.Williams
プレイ人数 2人+
対象年齢 12+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 4
入手難

「デッドランド:ドゥームタウン」は、西部劇を舞台にしたトレーディングカードゲーム(TCG)で、要所要所にポーカーをうまく活用したゲームです。

最初に自分の使うホームを選び、これとは別に52枚のデックを準備します。また銀行にチップを適当分だけ準備します。52枚の中から選んだキャラクターを5人まで雇うことが出来ますが、その分のチップを支払わなければいけません。なお同じキャラクターは場合によっては1人しか持つことが出来ない場合あります。最初に雇ったキャラクターが決まったら、山札をよく切り5枚の手札を持ちます。

1、ギャンブリングフェイズ
最初にギャンブリングフェイズがあります。これによって先攻権を決定できます。
最初にチップを1枚アンティに払い、各自の山札から新たに5枚のカードを引いてロウポーカー(役の低いほうが勝つポーカー)を行ないます。このロウポーカーに勝ったプレイヤーが、アンティのチップを獲得し手番を開始します。なお、このロウポーカーで使ったカードは、イベントカードの効果を適用したあと捨て札にします。

2、アップキープフェイズ
アップキープフェイズは、最初にプレイヤーは、所有し支配しているカードから収入分だけチップを銀行から受け取ります。
その後、維持コストのかかるカードに対して維持コストを支払わなければいけません。ホームと異なる属性の維持費は、通常より大きくなります。なお行動済みのカードをすべて行動可能にします。

3、ハイヌーンフェイズ
ハイヌーンフェイズでは以下の行動が、交互に1回ずつ行なえます。当然、通常のTCGと同じように、ある行為に対して対抗することが可能です。
・買い物は、コストを支払って建物、キャラクター、アイテムなどのカードを場に出します。
・アクションは、手札や場にあるカードをプレイします。場にあるカードは行動可能カードしかプレイできず、使用したら行動済みにします。
・移動は、隣接状態にある建物に移動する場合を除き、キャラクターは行動済み状態にします。
・決闘は、行動可能になっているキャラクターが、他のキャラクターに対して戦闘を行ないます。相手が行動可能でなければ決闘を断ることが出来ません。決闘に参加する各プレイヤー同士のキャラクターの集まりが銃撃戦に参加します。なお相手の縄張りで決闘を起こした場合、その集まりはお尋ねものになります。
銃撃戦は、お互いこのラウンドに出すキャラクターを選んで、武器も選びます。そして手札とは別に、相手とハイポーカーを行ないます。基本は5枚ですが、このときにキャラクターの修正で、カード引く枚数や交換できる枚数を変化できます。このポーカーで負けたほうは、その役のランク分だけキャラクターをゲームから除外します。
・パスは、何もしません。一度パスした後でも行動をおこすことが出来ます。

4、ナイトフォールフェイズ
お互いが連続してパスしたら、手札から何枚でもイベントカードとさらに1枚だけ捨て札にして、手札が5枚になるように山札からカードを引きます。またこのときカードにあるインフルエンスが高いプレイヤーは、1枚余分に引くことが出来ます。

これを繰り返し、お互いの場にあるカードで、勝利点とコントロール点の合計が、相手のインフルエンスよりも高かったらゲームに勝ちます。

ポーカーをうまくTCGに織り交ぜたゲームです。非常にエキサイティングにカードプレイが行なえますが、冷静に山札のめぐりも見なくてはいけません。