タイトル ゼロ!(GMT)
原題タイトル Zero!
会社・出版社 GMT
デザイナー --
プレイ人数 2人+
対象年齢 7+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「ゼロ!」は、僚機を伴って相手の戦闘機を撃墜するために、カードをプレイしてより高い飛行テクニックを行うゲームです。

最初にプレイヤーの陣営を決定し、年代や機体を設定します。
アクションカードをよく切り、山札にします。
僚機とリーダー機の機体カードをそれぞれ並べ、各機体について開始時の高度をあらかじめ秘密裏に決定しておき、同時に公開します。
その後、戦闘機側の手札を定められた枚数だけ持ちます。

手番になったら、以下の行動を行います。

1、僚機攻撃
敵機と同じ高度にいる場合、攻撃目標を指定し攻撃できます。
このとき、攻撃力と同じ枚数のカードを山札から引き、このカードのみで相手を攻撃できます。

2、高度の変更
手番プレイヤーの各機は、高度を1段階変更できます。
高度が変更されることで、相対距離の関係が変化したり、機体の性能によりカード補充枚数が変化したりします。

3、カードプレイ
リーダー機が相手の機体に対して優位な位置につけるように、または優位な位置に付いていれば攻撃が出来ます。自分の僚機に対して攻撃される場合は、僚機攻撃と同様に攻撃力分だけ補充します。
リーダー機は手札が許す限り、カードをプレイできます。
・相対位置
相手に対して優位な位置を取るためには、相対位置に関するカードをプレイしなくてはいけません。また相対位置が中立以下の場合は攻撃をプレイすることは出来ません。
相対位置を優位にするカードプレイに対して、対抗するためにカードをプレイすることが出来ます。またそれに対抗するためにとカードをプレイできます。
最終的にカードプレイをやりきれたほうの効果が有効になります。
機体によっては相対位置を優位にすることが出来るものもあり、さらには優位に立ったプレイヤーは自主的に攻撃できる状態を解除できます。
・高度変更
カードプレイによって高度変更が行われることがあります。そのときも相手はそれに対応するカードで対抗できます。
・攻撃
プレイヤーを攻撃できる位置に付いたら、攻撃に関するカードをプレイして攻撃できます。攻撃に対して、対抗するために回避するカードをプレイすることが出来ます。またそれに対抗するためにとカードをプレイできます。
最後にプレイしたカードが攻撃側であれば、最初にプレイされた攻撃カードが有効となり、カードに示された攻撃力と相対位置の追加ダメージを相手に与えます。防御側が最後にプレイしたら、その攻撃は無効になります。

4、捨て札と補充
手札から好きな枚数だけ捨て札が出来ます。
その後、リーダー機の状態によって定められた枚数だけ補充できます。

規定ダメージ以上を受けると各機体は被弾状態になり、手札の枚数などに制限が出ます。被弾状態からさらに規定ダメージを受けると撃墜されます。
プレイヤーの機体が全て撃墜されたら、そのプレイヤーは負けになります。
最後まで機体を残したプレイヤーが勝ちです。

拡張ルールには、キャンペーンプレイや実際の史実に基づいたシナリオがあり、遊びの幅が広がっています。

ルール量は少し多いですが、ゲームそのものはテンポがよく、カードの応酬は白熱するゲームです。ただカードを使うポイントをミスすると、一気に弱くなったりします。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介