タイトル ドリュンター&ドルーバー
原題タイトル Drunter & Druber
会社・出版社 Hans im Gluck
デザイナー Klaus Teuber
プレイ人数 2人−6人
対象年齢 9+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1991年大賞
1991年3位


「ドリュンター&ドルーバー」は、ちょっとナンセンスな都市開発ゲームです。

このゲームは都市の観光資源のために城壁や川や道を縦横無尽に走らせます。最初に各プレイヤーに対してあらかじめ守るべき建物を決めます。そのため割り当てられた建物を壊されないようにうまく立ち回らなくてはなりません。

各プレイヤーは自分の番に道路や運河や城壁を作ります。これらは他プレイヤーの建物を潰したり、逆にうまく使えば自分の建物を守るように作ることも出来ます。ですので自分の建物がなにかを他のプレイヤーに悟られないようにしつつ、他プレイヤーの建物を破壊していきます。

なお何かを作るとき点在する公衆トイレを撤去ことになった場合は、手にある投票カードにて賛否を問います。投票ははい/いいえの多い方で決まりますが、3票とかどおでもいいけどなど、各プレイヤーともこの建造にどう影響するかで投票しますので、こういった投票結果はどうなるか分かりません。
自分の建物を公衆トイレの投票で守ったりするのもこのゲームの鍵でしょう。

建造の駆け引き、さらには投票の結果などで街の外観はがらっと変わってしまいますが、結果的に自分の守るべき建物が残っていれば点数となります。その点数が一番高いプレイヤーが勝ちます。テーマは基本的にナンセンスですが、ゲーム的にはすばらしい駆け引きを持っています。