| タイトル | 叔母の遺産 |
| 原題タイトル | Die Erbtante |
| 会社・出版社 | Abacus |
| デザイナー | R.Wittig |
| プレイ人数 | 3人−5人 |
| 対象年齢 | 10+ |
| プレイ時間 | 30分 |
| 難易度（5段階、易1<難5） | 2 |
「叔母の遺産」は、なるべく多くのマリー叔母さんの遺産の分け前をもらえるように立ち回るゲームです。
このゲームは2種類の結末があり、マリー叔母さんが結婚した場合は、ひたすらポイントの多いプレイヤーの勝ちですが、結婚しなかった場合は50ポイント以内でどこまで近づけるかの勝負となります。
ゲームの前に、マリー叔母さんの友人カードを順番に配置します。また遺産カードをよく切って、各プレイヤーに3枚ずつ遺産カードを受け取ります。プレゼントカード各数字4枚ずつ持ちます。
手番プレイヤーは遺産カードから3枚めくって公開します。その後公開したカード1枚と手札1枚を交換できます。
いかなる場合であっても場札の3枚の色か数字が同じになった場合、友人カードが1段階進みます。
この状態で残りのプレイヤーは、公開している3枚のカードを競ることになります。
競り落としたプレイヤーは公開されているカードを手札に入れ、競りに使ったプレゼントカードを捨て札にします。ただし誰も競りに参加しなかった場合、これらのカードは左隣のプレイヤーのところへ行きますが、0カードを出してそれをさらに左隣へ回避させることが出来ます。最終的に手番プレイヤーまでまわってきた場合は引き取らなくては行けません。
これを繰り返し、マリー叔母さんが結婚するか、遺産カードがなくなったらゲーム終了です。
結婚した場合はすべてのポイントが計上され、さらに組みによるボーナスも含みます。
遺産がなくなった場合は、31以下51以上のポイントを持っていると0点になり、その範囲に入っていたら合計から30を引いた点数と、組になった得点も入ります。
最終的に得点の高いプレイヤーの勝ちです。
まずはゲーム中にどちらの結末になったほうがいいのかをよく考えてプレイしていきます。遺産を舞台にしたゲームの展開上、足の引っ張り合いがよく起こります。
マリー叔母さんや周囲の取り巻きの遺産に対する執念が、ゲームからにじみ出てきています。
