タイトル エスナプール
原題タイトル Eschnapur
会社・出版社 Schmidt
デザイナー R.Staupe
プレイ人数 3人−5人
対象年齢 9+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「エスナプール」は、東南アジアの黄金寺院に眠る財宝をめぐる冒険家同士の競争を描いています。

15枚の財宝チップをよく混ぜて、伏せて盤上の秘密の部屋に置いていきます。パスカードを抜いた数字カードと記号カードをよく混ぜます。各プレイヤーは20のコイン(5人プレイなら17)を持ち、移動タイルを2枚、パスカード1枚を含めた数字カード3枚、記号カード1枚、チャート1枚を持ちます。ストックチップはよく混ぜて2つの山にします。
探検隊の駒を、同じ色のシンボルのある場所にスタート地点として置き、布袋様を番外に置きます。

手番には、まず初めにストックチップを2枚めくり、どちらかを自分で使い、どちらかを他プレイヤーに売却します。他プレイヤーはこれに対しての交渉が出来、コインや移動タイル、カード類を交渉材料に交渉を行うことが出来ます。交渉がまとまれば提示されたものを受け取って、代わりにストックチップを手番プレイヤーに渡します。このストックチップは自分の手前に置きます。獲得したストップチップで得られるものを、それぞれのプレイヤーは受け取ります。なお、交渉がまとまらなければ、いずれのものも得られません。

次に寺院内を移動チップを1つ使って、1歩移動することが出来ます。
また秘密の部屋へ続く扉を、床に書かれている記号カードを出すことによって、秘密の部屋の扉を開けることが出来ます。まず部屋を空けたプレイヤーは上にかかれたポイントを即座に貰います。

その後、プレイヤーはポイントチップと得点を得るために、数字カードを1枚出します。全員伏せて出した後に公開し、もっとも高い数字カードを出したプレイヤーは、そこに書かれたコインを支払い得点を得られます。払えない場合は次に高いプレイヤーにその権利が移ります。最も低い数字カードをプレイしたプレイヤーは、宝物チップそのものを貰い、そこに書かれたコインを貰います。出されたカードはすべて捨て札になりますが、パスカードのみはコインを4枚貰って、手札に戻ります。

なお手番の途中に、記号カードや数字カード、移動タイルをいつでも、決められた金額で買うことが出来ます。またストックチップには数字がかかれていて、それらの数字が12になれば、それと引き換えに好きなカードを2枚引くことが出来ます。なおお釣りはありませんので、13でも14でも引けるカードは2枚です。
なおゲームの途中に単独最下位になっていれば、布袋様が取りつきます。布袋様は黄金寺院の守り神で、ゲーム終了段階を除き、そのプレイヤーの獲得できる点数をすべて2倍にします。

13枚の宝物チップの得点計算が終わったらゲーム終了です。宝物チップを最も多く持っているプレイヤーが12点獲得し、逆に宝物チップが最も少ないプレイヤーは6点差し引かれます。最も点数の高いプレイヤーの勝ちです。

必然的に点数が競るゲームですが、いろいろなものを集めなくては行けなくて、大変忙しいゲームです。