「EVO」は、自分の担当する恐竜を生き残らせるために、さまざまな遺伝子を得ていき、厳しい環境下でも生きていけるようにするゲームです。 ゲームボードを人数に応じて組みます。それ以外のボードもゲームボードの脇に準備し、気候マーカーは気候チャートのスタート地点に置き、隕石マーカーはターントラックに、人数に応じて置きます。 遺伝子をすべて袋に入れてよく混ぜます。イベントカードをよく混ぜて伏せて3枚配り、残りは山札です。各プレイヤーは恐竜カードを選び、恐竜トークン10個とイニチアシブマーカーを管理します。各プレイヤーのミューテーショントラックに、ミューテーションマーカーを置きます。各プレイヤーはスタート地点をランダムに決定します。 このゲームはフェイズによってゲームが進行していきます。また3ターン目以降は、指示されたタイミングにてイベントカードを、気候に関するものを除き何枚でも使うことが出来ます。これによって自分の恐竜を有利に進めることが可能です。 1、イニチアシブ 最初に手番をしっぽの長さで決定します。同じ場合はサイコロで決めます。 2、気候 スタートプレイヤーは気候を決定します。 最初に気候に関するイベントカードを使うかを決め、その後スタートプレイヤーはダイスを振ります。振った指示によって気候は変化します。 気候のエリアはボード上のスペースと、気候マーカーの位置によって決められます。気候マーカーの有るところは平均的な気候ゾーンで最も快適です。ここから離れるにつれて、ソノゾーン熱くなったり寒くなったりします。平均的な気候から2段階以上離れると、そこは致死ゾーンとなり、生き残り判定のフェイズで死んでしまいます。 3、移動と戦闘 各プレイヤーは、恐竜の足の数にて、その恐竜の移動数が決まります。移動数1つにつき、自分の任意の恐竜を隣接するマスへ移動できます。このとき致死ゾーンを越えて移動しても構いません。1つのマスには恐竜は1匹しかいられず、他の種類の恐竜のいるマスに入ると戦闘となります。 戦闘はその恐竜の角の数によって決まります。角の数を比べ合った後、その差分をサイコロで照らし合わせて判定します。防御側より多い角の数を持っていると戦闘はかなり有利になります。戦闘によって負けた恐竜はプレイヤーのストックに戻されます。攻撃側が勝てば空いたマスへと移動が出来ます。 4、繁殖 各プレイヤーは恐竜の卵の数にて、恐竜に隣接する空いたマスに、こども恐竜を配置します。恐竜トークンを使いきっていたり空きスペースが無い場合は置くことはありません。 5、生き残り判定と得点 気候マーカーのあるゾーンは平均的な気候となります。それから1段階右側は気候的に寒く(コールドゾーン)、反対に左側は気候的に暑くなっています(ホットゾーン)。コールドゾーンにいる恐竜は毛皮の数だけ、ホットゾーンにいる恐竜はパラソルの数だけ生き残ります。致死ゾーンにいる恐竜はすべて死に絶えます。死んでしまった恐竜トークンはすべてプレイヤーのストックに戻されます。 この後、生き残った恐竜の数だけ、ミューテーションポイントを獲得します。 6、隕石 隕石マーカーを1つ進めます。もしサイコロが書いてあるマスまで進み、その目を振った場合は、隕石が衝突しゲームは直ちに終了します。 そうでなければ、プレイヤーは人数だけ遺伝子タイルを無作為に引き、ビッドボードに置きます。遺伝子は競りに掛けられ、競り落としたプレイヤーはミューテーションポイントを支払って、その遺伝子を手に入れます。なお直前のターンに遺伝子を購入しているプレイヤーは、今回の遺伝子の購入の支払いを1少なくてすみます。 隕石マーカーの終了条件を満たした時点で、最もミューテーションポイントが高いプレイヤーが勝ちます。 進化がゲームのアドバンテージを表すので、どのようにもなり得る反面、うまく致死ゾーンをはずすような試みが必要です。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |