タイトル ファミリー・ビジネス
原題タイトル Family Business
会社・出版社 Mayfair
デザイナー D.P.Bromley
プレイ人数 2人−6人
対象年齢 8+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1998年9位

「ファミリー・ビジネス」は禁酒法時代のギャングたちでくり広げられる、血で血を洗う抗争をテーマにしたゲームです。

各プレイヤーはギャング団(すべて実在したものです)を選び、見えるようにメンバーを並べます。箱とプレイマットを並べておき、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。残ったカードは山札です。
プレイマット上はヒットリストで、いわゆる処刑の候補です。ここに来たら箱側から順番に並べられます。

このゲームは原則時計回りです。手番が来たら、山札から1枚引いて、1枚プレイするか捨て札にします。カードの中には相手のメンバーをヒットリストに送ったり、逆にヒットリストから逃がしたり、その他カードの指示に従います。

カウンターカードは何か行動を起こしたプレイヤーに対して、それを邪魔するために出せます。これを行った場合はそのプレイヤーに順番が移り、カウンターカードを使った分に加えて、通常の山札から1枚引くアクションがあります。これにより順番が飛ばされます。

ヒットリストに6人登録されたり、カードの効果が使われたりすると”抗争”が始まります。”抗争”は始まった次のターンの終わりに、1人ずつ処刑されて行きます。その間になんとかしてリストに上がっている自分のメンバーを逃がしたりするわけです。ヒットリストが0人になると”抗争”は終了します。

最終的に全体の場に6人以下のメンバーしかいない場合、”抗争”は止まらなくなります。最終的に1人でも生き残ったギャング団がゲームに勝ちます。

ルール的にシンプルなゲームですが、かなり殺伐かつ個人攻撃が許されるゲームですので、ゲームと割りきって遊んでください。普段の人徳がこのゲームに繁栄されるらしいです。


旧版


2006年版