「ファンタジー・ビジネス」は、ファンタジーの世界での行商が、商品流通ルートを巡ってしのぎを削ります。 アイテムカードとアクションカードを一緒によく混ぜて山札にします。 各プレイヤーはお金を10持ちます。 オークショナーをあらかじめ決めます。 プレイは以下の手順で行われます。 1、オークション オークショナーは、はじめに人数分のカードを並べます。このときアイテムカードは表、アクションカードは裏のままです。 オークショナーは順番に、カードを1枚ずつ順番に競りに掛けます。アイテムカードは額面の最低金額から、アクションカードは1から値段をつけられます。 各プレイヤーは1枚までしか競り落とすことは出来ず、競り落としたら参加できません。 競り落とされたアイテムカードは種類ごとに表向きにし、アクションカードは裏向きにします。 2、交渉 アイテムカードでうまくまとまってない場合は、まとまるように交渉を行うことができます。この場合アイテムカードはもとより、手札のアクションカードやお金を交渉材料にしても構いません。売買や交換などを行います。 3、談合と価格決定 それぞれのアイテムは最低価格からその倍までの価格をつけられます。 販売価格を調整するために、事前に談合を行うことが出来ます。 談合する/しない/できないに関わらず、自分の持っているアイテムカードに応じた商品の価格を決定し、記入用紙に記入します。 4、売却 全員が売却計画を記入したら、記入用紙を公開します。 アイテムの順番で解決されますが、同じ商品でプレイヤー同士の競合がある場合は、その中で最も安くつけた価格には収益に+2され、最も高い価格をつけた場合は売ることが出来ません。 付けた価格とアイテムカードの枚数に応じた、収益を得ることが出来ます。 なおこの一連の手順に従い、使用可能なタイミングでアクションカードをプレイすることが出来ます。いずれも非常に強力であり、自分の手番の売却や価格決定を助けたり、他プレイヤーのオークションの権利や利益を奪ったり、ある商品の売却がキャンセルされたり、相場を調整できたり出来ます。 売却が終わったら、オークショナーが左隣へ移動します。 これを人数に対応するラウンド数を行ったらゲーム終了し、もっともお金を持つプレイヤーが勝ちます。 談合と交渉という、非常にビジネスライクなゲームの割には手軽に出来ます。アクションカードが強烈なので、これを絡めた談合などが生きてくるような気もします。 関東テキヤ連合にならないように。 |