タイトル 5番街
原題タイトル Fifth Avenue
会社・出版社 Alea
デザイナー W.Manz
プレイ人数 2人−4人
対象年齢 12+
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「5番街」は、建設ラッシュに沸くニューヨークにて、価値の高い土地にビルを建てることを競います。

ボードを広げ、商店タイルをよく混ぜ、各区画の建設用地にランダムに配置します。
残った商店タイルは商店タイル配置マスにランダムに並べます。
建物カードは色ごとに分けてよく切り、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。配り終わったら表向きになるようにそれぞれ山札として置きます。
黒の建物カードは4枚ずつ配り、山札にします。
各プレイヤーはビルを得点欄に置き、2つを初期配置として順番に建設用地に配置しておきます。
ビルを各プレイヤーのチャートの自分のストックを置きま、残りは全体のストックに置きます。
契約マーカーと契約タイルは契約のスタートマスに置き、建設禁止タイル2枚を準備します。

手番になったら、以下のいずれかを選びます。
・ビルを3つ取る>色つきの建設カードを2枚引く>契約マーカーを移動
・商店の配置>色つきの建設カードを2枚引く>契約マーカーを移動
・黒の建設カードを引いた後に契約マーカーの移動>色つきの建設カードを2枚引く>契約マーカーを移動
・区画の得点>黒の建設カードを2枚引く>契約マーカーを移動

行動:ビルを3つ取る:
全体のストックから、自分の色のビルを3つ自分のストックに移します。

行動:商店の配置:
商店タイル配置マスから1枚を取って、選んだ建設用地に配置します。
あるブロックの最後の2つ目が建設用地に置かれたら、残った商店はセントラルパークに送られます。
商店は、空いている建設用地か、1つだけ商店がある建設用地に置けます。ビルがある区画や2つ商店がある建設用地には置けません。
商店の配置において、ビルの建設状況にて、特別の得点加算があります。


行動:黒の建設カードを引いた後に契約マーカーの移動:
黒の建設カードを1枚引いた後に手札に加え、どちらかの契約マーカーを次の区画へ進め、移動したら契約タイルも配置します。契約マーカーは建設禁止マーカーのある場所には進みません

行動:色つきの建設カードを2枚引く:
色つきの建設カードを、1枚ずつ引き手札にます。異なる色から1枚ずつ引きます。
引いたカードは手札にします。

行動:黒の建設カードを2枚引く:
黒の建設カードを2枚引いた後に手札にします。さらに先の得点計算の際に、その区画に1つもビルがなかったプレイヤーは、全員黒の建設カードを1枚引いた後に手札に加えます。

行動:契約マーカーを移動させる:
どちらかの契約マーカーを、どちらかの契約マーカーを次の区画へ進め、移動したら契約タイルも配置します。契約マーカーは建設禁止マーカーのある場所には進みません。

行動:区画の得点計算:
契約マーカーの置かれている区画のどちらかで得点計算を行います。
プレイヤーは、自身のビルの数に、隣接する区画にある商店に対応した分の数を掛け合わせた点数を獲得します。

もし契約マーカーが終点のセントラルパークから、始点のスタートマスに進んだら、その契約マーカーの契約タイルの置かれた区画に対して、順番に競りが行われます。
色つきの建物カードはその区画の建設用地に対応し、数字とビルの数は競りの値と落札したときに建てられるビルの数を表します。黒い建物カードはどの色の代わりにもなります。
またすでにその区画にビルを建てているプレイヤーは、ビルを建てている建設用地に対応した色しかプレイすることができず、商店の置かれている建設用地に対応した建物カードもプレイできません。
落札したプレイヤーは、出した建物カードの色と建設できるビルの数にしたがって、建設可能な建設用地にビルを建設します。
もしくは建設禁止マーカーをその区画に置いて、その区画をゲームから除外させることもできます。

区画の競りが終われば、セントラルパークの競りが行われます。
契約マーカーを動かしたプレイヤーが、色つきの建物カードを指定し、その色と黒い建物カードで入札を試みます。落札したプレイヤーはセントラルパークにビルを建てます。

このように手番を繰り返します。
商店の配置列がなくなるか、2枚目の建設禁止タイルが置かれたらゲーム終了です。
建設禁止になっていないすべての区画の得点計算を行い、セントラルパークの区画については、送られた商店タイルのうちランダムに3枚選んで、それを用いて得点計算を行います。

もっとも点数の高いプレイヤーが勝ちます。

ビルの建て方や建物カードの持ち方をよく考える必要がある、緻密なゲームになっています。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介