タイトル フォー・セール
原題タイトル For sale
会社・出版社 FX Schmid, Ravensburger, Uberplay
デザイナー Stefan Dorra
プレイ人数 3人−5人
対象年齢 10+
プレイ時間 20分
難易度(5段階、易1<難5) 2

「フォー・セール」は、建物の価格を吊り上げ、それを売却していくゲームです。ゲームが2層構造になっているゲームです。

カードを建物と小切手に分け、それぞれよく切ります。各プレイヤーに15枚ずつチップを配ります。

最初に建物の購入フェイズがあります。
各ラウンドには建物カードを人数分めくり、オークションに掛けられます。このオークションにおいては、チップを少なくとももっともたくさん置いているプレイヤーと同じまで上乗せするか、パスをして場に残っているもっとも低い価値の建物カードを得るかを選択できます。これまで競り上げていたチップは、その半分を銀行に払わなくては行けませんが、最後に一番高額の建物カードを得たプレイヤーは、銀行に出していたチップをすべて払います。次のラウンドにはまた人数枚数の建物カードをめくり、オークションが始まります。建物カードがなくなるまでこのフェイズが続き、残ったチップは1枚1ミリオンの得点となります。

次いで売却フェイズです。
今度は小切手カードを人数分めくり、表にして並べます。各プレイヤー手札にした建物カードの中から1枚を選んで、同時に公開します。最も価値の高い建物を出した順番に、高額の小切手から1枚ずつ獲得していきます。場に出した建物カードは捨て札です。

各プレイヤーの建物カードがすべて捨て札になったらゲーム終了で、獲得した小切手の総額と、あまったチップの合計が最も高いプレイヤーの勝ちです。

新しいバージョンでは、ルールの見直しで修正されている部分もあります。

どれくらいの価値で建物カードが手に入れられるかと、小切手カードとの損得勘定がこのゲームのポイントです。建物購入の際は後の順番ほど様子を見ることが出来ますし、売却フェイズに誰が何を持って行ったかを覚えておく必要もありそうです。


Ravensburger版


Uberplay版